健康食品の隆盛の時代である。
世はまさに高齢者だらけ。
日々衰えを実感する高齢者にとっては致し方ないことではある。
テレビ番組は朝から晩まで健康と病気の情報番組だらけ、合間のコマーシャルも健康食品、サプリメントのオンパレード。
過日、テレビでオクラ茶が血糖値を下げ、ダイエットに絶大な効果があると放映された。
出演していたタレントの証言を見たカミさんの肝いりで、すぐにスーパーに買いに行くと何とオクラの棚は空っぽだった。
テレビ効果は凄まじい。
でも次の日には手に入れて、もう数か月使っている。
1リットルほどの水筒に水を入れ、オクラを10本ほどとお茶パックを入れて8時間寝かせば完成。生産方法は割と簡単である。
といっても仕度はカミさんがしてくれる。
オクラのねばねばがにじみ出て、確かに効果がありそうである。
カミさんは出がらしのオクラを食べているが、普通のオクラのねばねば感は残っておりまずくはない。というのがカミさんの感想である。
ただ、出がらしは大量に出てくるので、これを毎食おかずにするのは、吾輩はノーサンキューで、時々少しだけお相伴する。
効果については今のところ、良いとも悪いとも何とも言えない。顕著な効果が出ているようには思われないし、身体に悪い作用をしているようなこともない。
これまでも青汁を現役時代勤め先で10年以上飲んでいた。
そうした経験から言えば健康食品に直接的、具体的な効果を期待するのは無理なような気がする。
悪影響がなければ健康維持に良いと思って使い続けれるか、何の効果も認められないからやめるという判断をするのだろう。
いずれにしても、小生は朝は、葛花茶(真夏に葛の花を採取して乾燥し、煎じて飲んでいる)、えごま油、オクラ茶、柚子ジャム(自家製)とクコ入りヨーグルト、ピーナツ7粒、昼はオクラ茶、夜はオクラ茶と葛花茶という塩梅で、健康食品で腹いっぱいになる。