DVDレコーダーを買い換えました

 

アメジストセージの花 


私が大学生となった1967年のカラーテレビ普及率は3.3%、卒業した1972年75.8%となっていた。世はまさに高度経済成長期(1955年~1973年)だった。

私は奨学金を受けながら、足りない生活費はアルバイトで補っていた。

学生食堂の皿洗いから工事現場の人足、土地家屋調査士の計測助手や、地元スポーツ競技結果を自転車で各競技場を回って集め、新聞社各支局へ記録を届けるバイト、また新聞社の世論調査の訪問調査もいいバイトだった。

バイトは数十種類手あたり次第手がけた。

大学紛争が盛んだったころは、我が大学も無期限ストに突入した。

その間は、教科書販売会社に臨時社員として数か月働いた。

 

そうしたバイトの中で、当時急速に普及してきたカラーテレビのアンテナ設置工事の補助業務も割合長く続けた。

屋根の上に上がるのでバイト代が良かった。

結構気に入られて、卒業したら来ないかと就職を誘われたが、行かなくてよかった。

カラーテレビのアンテナを専門に立てて行く時代はすぐに終わって、かって働いていた社屋はとっくに影も形もなくなり、跡地には今ではマンションが建っている。

 

でも、アンテナ立てやテレビの設置は私の特技となり、自宅のアンテナやテレビ、レコーダー、アンプ、チューナー、オーディオセレクターなどのシステム接続はほとんど自分でやってきた。

今では、どれとどれがつながっているのか、機器の背面は様々なケーブルで混乱状態だ。

背面の状態



寄る年波で、業者にお願いしたら、来た技術者が頭を抱えて七転八倒し、接続するのに長時間がかかった。

とりあえず絵が出るだけにして逃げ帰った。

後から点検すると本来のつなぎ方ができておらず、ほとんど私が修正した。

ただ、以前はテレビやレコーダーを買うと設置費は無料だったが、最近は設置費を取るようだ。

 

さて、本題に入ります。

今回はカミさんの専用レコーダーの調子が悪くなったので、買い換えたいと言い出して、電気店に急いだ。

今はブルーレイレコーダーの時代。

2021年春発売の1テラ(1000ギガバイト)パナソニック製が4万円を切って売っていたので即決した。

上部の薄いのがブルーレイレコーダー、中がオーディオセレクター、下部に今は懐かしいVHSビデオカセットレコーダー

先日、買ったブルーレイレコーダーを取り付けたが、ほとんど一日がかりだった。

カミさんは録りためて、まだ見ていない番組をすべて見終わってから新しいレコーダーを取り付けると悠長なことを言うが、見終えるまでに新しい録画をどのレコーダーに保存するかという問題も生じてくるし、何のために急いで買ったのかわからないではないかと少し腹立たしかった。

と言いながら思案して、新しい録画機に古い録画機のデータを一括移行できないかと考えたのだが、これがうまくいかない。

同じメーカーの製品でも取説を読むと2016年以前の機種では、一度ディスクに落としてから新しい録画機に移行するという説明があったが、これでは到底一日で完了することができないので断念した。

 

カミさんの部屋ではBSスカパーの宝塚歌劇チャンネル専用のブルーレイレコーダーと通常番組・BS番組用のDVDレコーダーの2台を使用しているが、3台目のレコーダーを接続する端子がない。

最近はテレビとレコーダーの接続はHDMI端子となっている。

HDMIは映像や音声などを1本のケーブルにまとめてデジタル信号で伝送するという通信規格の一種だ。

 

以前は、映像や音声などを赤白黄色の3本のケーブル(RCAケーブル)を使って送っていたので、テレビやレコーダー機器にはHDMI端子とRCAケーブル端子の両方が付いていたが、今回買ったレコーダーにはHDMI端子が一つ付いているだけだった。

 

従って、複数の機器を接続する可能性がある場合は、事前にテレビ側の端子を確認しておくことは大事なことだ。

私の場合、たまたまデパートで買ったテレビには、HDMI端子が2台分とビデオ入力RCAケーブル端子が3台分あり、2台の録画機をHDMI端子に取り付けることができた。

先日スカパーから長年の視聴契約者に無料で新型受信機を配ってくれるという通知が来たが、その条件の一つにHDMI接続ができることとあった。

時代はHDMI端子専用になっていることを改めて知らされた。

なお、スカパー受信機のレコーダーは、昨年、スパカーから長期契約者に無料で外付けHDDが配られてスカパー番組保存専用として私が使っている。

スカパーから来たキャンペーンの案内



ということで、カミさんのこれまで録りためた、宝塚歌劇チャンネル用のレコーダーを取り外して、別室のテレビのレコーダーにして、その後釜に今回買ったレコーダーを取り付けた。

このレコーダーは1テラの保存容量があるので、BSスカパーも、通常番組もBS番組もどんどん録画すればいい。

その間にも古いDVDレコーダーに録りだめた番組は見ることができる。

そして、すべて見終わった後は、別室に引っ越しさせているブルーレイレコーダーを戻して、見終えるという算段だが、すべて見終わった後は、機械だけが余ることになるということに最後になって気が付いた。

 

振り返るとこれまで録画機器はビデオカセットレコーダー(VHSビデオデッキ)からDVDレコーダー、ブルーレイレコーダーと変遷してきているが、もう個人で保存しておく時代は終わっているのかもしれない。

確かにディスクに保存したものなどは、ほとんど再生せずに引き出しの中で眠っている。日常見ているドラマやスポーツ、演劇など1か月保存して、見ても見なくても消していけばいい。

どうしても見たければビデオオンデマンドがあるのだ。

もう新しいレコーダーは買わずに、これから余るレコーダーを壊れるまで使って余生を終えることにしようと悟った次第です。

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願わくば、健康長寿でピンピンコロリ

今年も葛の花が咲いた


今月、75歳となり後期高齢者の仲間入り。

市役所から後期高齢者医療保険者証が送られてきた。

知らなかったけれど、後期高齢者医療保険制度は健保組合などの被用者保険や国民保険から独立した制度となっており、財源は公費負担5割、現役世代の保険料による後期高齢者支援金が4割、被保険者の保険料が1割という構成となっていると説明されていた。

 

満75歳になれば、健保や国保からは脱退し、すべて後期高齢者医療保険に強制加入することになる。

10月1日からの改正では、これまで原則1割だった患者負担は収入によって1割、2割、3割負担の3区分されるということが分かった。

高齢になればなるほど体力は衰え、病気にかかることを考えれば、収入に応じた負担は超高齢社会となった今の時代、致し方ない。

むしろ医療を受けることができて、感謝しかない。

我々の子供時代、医療にかかることができずに亡くなった方はごまんといたのだから。

とは言え、かっての老人医療費無料化という言葉も懐かしく思い出される。

こんなパンフレットとともに保険証が届いた



ということで、現役世代の支援金を受けながら、後期高齢者医療保険制度で不自由なく医療を受けられる日本の医療保険制度に感謝し、誇らしい気持ちになるが、しかし、高齢者もラジオ体操からウオーキング、ジョギング、マラソン大会への参加、水泳、卓球、ゴルフなどで体を鍛え、健康維持に努めている。

かく言う私は55歳の時に始めた一日1万歩ウオーキングはほとんど毎日1万歩を目標に歩いて、20年になる。

カミさんは「あなたは日中のウオーキングと夜の晩酌で、アル中の二乗ねと」揶揄する。

でも、毎日1万歩を目標に歩いて20年は、確かに私の健康に大いに寄与しているのだろうと、ますますアル中から抜け出せないで万歩計とにらめっこしながら歩いている。

鶏頭の赤が鮮やか



私は子供の頃は虚弱体質で、小学1年生のツベルクリン反応検査で、早々と陽性になり、水泳禁止で、川で泳ぐ友達の姿を母の日傘に入って眺めていたことを思い出す。

社会人になってからも、十二指腸潰瘍で2度の入院や、胆のう摘出手術、前立腺肥大手術などで入院したり、日常的に、頻脈や不眠、体調不良、欝的症状に長く悩まされた。

多分、一番の原因は仕事上のストレスだったと思うが、何がどう改善されて、よくなったのかは確とはわからない。

ただ、仕事から解放された、老い先短い今が一番リラックスして、充実した日々になっていることは確かだ。

ムラサキシキブが美しい



先日の定期健康診断では、40代以降の肝機能、腎臓機能などの検査の数値が軒並み改善していた。

晩酌は欠かすことなく飲んでいるが、3年に及ぶコロナの影響で、外呑みが激減したことが最大の理由だと思った。

主治医は「肝臓、腎臓合格。あと10年は大丈夫」と叫んだ。

お彼岸にヒガンバナが咲く平和



何事もほどほどが一番なのだろう。

過ぎたるは猶及ばざるが如しだ。

すべてから解放された、いまのマイペースが私にはあっているのだろうと思う。

 

朝食には、食前に自家製葛の花茶、えごま油、自家製ゴーヤジュースを飲み、冬はゴーヤジュースの代わりに自家製柚子ジャムの入りのヨーグルトを食べる。

食事は納豆と、味噌汁を常用する。

採集した葛の花

今年も14号台風の前に葛の花の採集を終えた。

今はフードフライヤーで乾燥している。

ゴーヤも大量に採れて、ご近所の皆様に配って歩いたが、流石に何度も配ると嫌がられてしまう。

物を差し上げるのもほどほどにしないといけないことを知った。

 

夕食は牛肉、豚肉、鶏肉、魚はマグロからサバ、サンマまで何でも食べる。

ほとんど毎日の買い物は晩酌のおかず探しだ。

日本酒、焼酎、泡盛、ビール、ワインそれぞれのお酒に合う食材探しが楽しい。

 

こんな生活で健康長寿、ピンピンコロリとは虫が良すぎるかも知れない。

まあ、敬老の日と後期高齢者の仲間入りにちなんで、勝手を言いました。

 

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カードが不正使用?カード社会、ネット社会の怖さとすごさ

秋の気配 ハナミズキも花から実へ

先月末、スマホにカード会社からショートメールが届いた。
カードの利用確認に協力してほしいというのだ。



最初にこれを見たとき、怪しいメールではないかと疑った。
利用明細などカード会社からの連絡は普通、パソコンのメールに届く。
スマホのショートメールというのが、変だと思ったのだ。

ちょうど息子がいたので相談して、とにかくメールの内容を確認したところカードがネットショッピングで不正使用された形跡があるという。
これはただならぬ事態だ。

 

それによればある日の夜10時〇分、10万数千円の利用をしたかという問い合わせだった。



(これらの情報は、使用していないと返信後消去されたのでここに示せない。)
全然身に覚えがないのでそう答えたところ、カードは利用停止の措置をとったという。

 

なぜこんなことになったのだろうか。
カードは盗まれた形跡などなく、手もとにある。
そもそもこのカードはアマゾンンプライムの利用にあたって加入したもので、外には持ち出していないし、アマゾン以外で利用もしていない。

 

これに似たことは以前もあった。
カードではないが、私のメアドから私宛に身に覚えのないメールが届くようになった。
そしてそのタイトルがとても破廉恥なものだった。

この時は旧知のパソコン教室インストラクターに相談した。
彼女によれば、ランダムにメアドを作成し、送信者と受信者のアドレスが同じメールをどんどん送る。
受け取った人は、自分のアドレスから届いたメールなのでつい反応してしまう。
あてずっぽうに作ったアドレスだが、反応があれば実在するアドレスとして業者に売ったりするらしい。

 

破廉恥なメールが私のアドレスから知人に届いたりしたら困ると心配したが、そんな心配は全く無用で無視し続ければあきらめて届かなくなるということだった。
そしてその通り、いつの間にか届かなくなった。

 

Gメールでも似たようなことがあった。
グーグルからGメールのIDが不正に利用された形跡があるという連絡があった。
この時は気持ちが悪くてIDを削除した。

 

さて今回のクレカ(クレジットカード)不正使用だが、返事をするとすぐにカードは無効にしたと連絡があった。
そしてまた、電光石火の速さで新カードが発行された。

実はなんだか不思議な話だと、購入予定の品をアマゾンで申し込んでみた。
即、無効のカードの旨連絡があったが、追いかけるように新カードが使えたと連絡があった。
カード会社とアマゾンとの連携の見事さは感嘆と同時にやや不気味さも感じたほどだった。



さて、なぜこのような不正利用が起こったのか考えてみた。
先に上げた、めあど生成と同じ手口でカード番号をランダムに作ったところ、私のクレカの番号に当たったのだろう。
桁数は多いが、アルファベットが含まれない分、クレカのほうがヒットする確率は高いのかもしれない。

ところが、裏面の確認番号を入れる段になって躓いたのだろう。
二段階認証の意義が大いに発揮されたというわけだ。

 

数日後新しいカードが書留で届いて一件落着。
ハラハラドキドキと疑心暗鬼の数日間が終わった。


ネット社会、カード社会の恐ろしさと、安心を体験した数日間だった。

 

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岸田首相の拙速と中途半端を見た

国葬の際には、いろんな場所で半旗が掲げられるだろう


8月29日付け朝日新聞は直近の世論調査結果を報じた。

岸田内閣の支持率は47%(前回7月は57%)と急落。

不支持率は39%(同25%)と昨年10月の内閣発足以来最高だった2月の30%を大きく上回った。

また安倍元首相の国葬については、賛成41%、反対50%だった。

 

政治家と宗教団体の「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」を巡る対応については、「評価する」は21%、「評価しない」は65%にのぼったと報じた。

 

 

これを受けて、岸田首相は31日の記者会見で、安倍元首相の国葬への批判が高まっていることから、近くテレビ中継される国会審議に自ら出席し、説明する考えを表明した。

首相は会見の冒頭、「今、政治に対する国民の皆様の信頼が揺らいでいる」との認識を示し、「私が先頭に立ち、政治への信頼回復に取り組まなければならない」と決意を語った。と記事は伝えた。

 

センニンソウの花が咲いた

振り返ってみれば、国葬の主役である故安倍元首相の森友学園、加計学園や桜を見る会、黒川検事長の検事総長への定年延長問題等々、不誠実、欺瞞、改ざん、エコひいきなど、国民の間に政治不信の混乱を生じさせ、挙句は、再度に渡る政権投げ出しだった。

そして、その後もキングメーカ気取りで言いたい放題、やりたい放題を尽くしてきた。

今回の銃弾死についても、選挙応援日程を突然変更して、警護現場を混乱させたことが大きな原因だという記事も読んだ。

 

また、安倍元首相を継いだ菅元首相は、一転し、何も語らぬ、説明せずを徹底して貫いた不誠実を地で行く稀有の首相だった。

就任から1年で退陣を余儀なくされたのだった。

グリーンカーテンではホップの花も



私は今回の岸田首相のこの言葉を聞いて、久しぶりに日本国の首相、リーダーとしての力強い言葉に大いに期待した。

 

 

ということで、9月8日午後1時からの国会中継は録画しながら見入った。

国会中継と言っても、臨時国会が開かれたわけではなく、国会閉会中の衆参両院の議院運営委員会の審査ということで、会議の格付けはだいぶ下がる。

本来、首相本人が閉会中委員会審査で説明するということは多分、例外的な振舞だと思ったが、臨時国会の開催もままならず、背に腹は代えられぬと決断されたのだろう。

 

さて、その議運審査の冒頭、岸田首相は国葬を行う理由として、安倍元首相は

①憲政史上最長の8年8か月にわたって首相を担った

②実績を様々な分野で残した

③諸外国で弔意が表明されている

④選挙中の非業の死の4点を列挙した。

 

ただ、戦後国葬とされたのは、敗戦により米国に占領された日本国の独立や戦後復興を軌道に乗せた吉田茂元首相が唯一であり、そのほかの首相が主に内閣・自民党合同葬として行われたことからすればどこがどのように違うのかと問われた。

憲政史上最長の先例は安倍首相の大叔父にあたる佐藤栄作元首相も当時、憲政史上最長だったし、ノーベル平和賞を受賞し、沖縄返還も成し遂げていることなどがあり、安倍元首相が主な4点の理由で国葬に値すると説明するには説得力としては弱すぎる。

 

また、佐藤元首相の死去時に、当時の法制局長官は国葬について「法的根拠となる法制度がないので、国葬とするには立法、行政、司法の三権の了承が必要」という見解だったと朝日新聞の記事にあった。

確かに、法律で決まりがない以上、三権分立の国家権力の意見を聴取し、決定するという考え方は最も民主的で妥当な方法だと私は思った。

 

ムラサキツユクサは、今年はあまり元気がない

しかし、岸田首相は閉会中審査で頑なに、国葬を決めるのは行政権の範囲内であり、内閣法設置法と閣議決定で実施を決めたのだと、丁寧に説明するという言葉とは裏腹に強弁を繰り返した。

流石に一国の首相となる方々は、自らの主張をたじろぐことなく平然と繰り返し続けるのだ。

そこには、31日の記者会見で語った

「ご批判を真摯に受け止め、正面からお答えする責任がある」

「政権の初心に帰って丁寧な説明に全力を尽くしてまいりたい」

と述べた言葉は形だけに終わった。

 

岸・佐藤・安倍という一族と、今回の問題の元凶となった旧統一教会との実態把握は安倍首相が亡くなっており、「実態を十分に把握することは限界がある」と初めからできない理由を挙げて、前を向かなかった。

 

ただ、少し付言すると、私は、保守派で、日本愛に満ちたように見えた安倍首相がなぜ、韓国生まれのカルト宗教の旧統一教会と手を組んだ、いや、かの教団の教義に照らせば従属させられていたことが、どう考えてもわからない。

単に教団の集票力を利用して自民党における政治権力を掌握しようとしたのか。

しかし、10万足らずの信徒を擁する教団と手を組むなんて、日本国の首相はそんなに小さな人物なのかと落胆してしまう。

路傍のタカサゴフヨウは元気

但し、今回の参議院選挙でも安倍元首相に選ばれた候補は旧統一教会の全面的な支援を受け比例区で当選しているのだ。

統一教会と手を組むほどなら、戦前まで数十年間にわたり植民地として占拠支配した韓国人民に対して、もっともっと丁寧に、真剣に耳を傾け、信頼を回復する努力をしなければならなかったのではないかと思ってしまう。

この安倍元首相と旧統一教会との解明なくして、今回の問題は解決したことにはならないと考えるのは私だけではないだろう。

 

結局、「私が先頭に立ち、政治への信頼回復に取り組まなければならない」と決意を語った言葉は岸田首相のパフォーマンスに過ぎなかった。

私は痛く失望した。

岸田首相の優柔不断と中途半端な姿勢だけが際立った。

国民はこの体たらくをどう評価するのだろうか。

 

次の世論調査結果が気になる今日この頃です。

 

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熟年離婚する前に、知っておきたいことなどいろいろ

この用紙、初めて見た方も多いのでは。


先日の朝日新聞で、2020年の「熟年離婚」の割合が過去最高の21.5%という記事を読んだ。

「熟年離婚」とは「20年以上同居したカップルの離婚」ということ。

要は20年以上結婚生活を送った夫婦の中で21.5%が離婚したということだろう。

 

離婚件数全体で見ると2020年は19万3253組。

2002年の28万9830組をピークに減少傾向にあるが、厚労省が婚姻率も踏まえて集計したところ、結婚した夫婦の3組に1組は離婚する計算になったと書いてあったが、「えー本当」と耳を疑わざるを得なかった。

現代日本の夫婦のあり様はこんなことになっていたのかと改めて驚いた。

 

ただ、離婚件数が減っているのに、結婚した夫婦の3組に1組は離婚しているというのは?どういうマジックかと調べてみたところ、離婚率は「結婚したカップルが最終的に離婚してしまう」確率ではなく、人口千人当たりの離婚件数ということだ。

何だかややこしくて、頭に入らない。

2020年の婚姻件数は525490件、離婚件数193253件からほぼ3組に1組が離婚するとやや乱暴ではあるが、予測したのかと理解した。

パンパスグラス?花材に用いられるらしい。



実は私は、現役を引退してから、家庭裁判所が募集する家事調停委員に応募して採用され、数年間働いたことがある。

調停委員は原則40歳以上70歳未満の人で、弁護士や大学教授、元裁判官など各界の専門家とともに、民間勤労者や行政・教員出身者などの主に退職者や家庭の主婦など多士済々の人たちで活気があった。

家事調停で扱う事件は主に離婚調停と遺産分割だった。

 

離婚はご存じのように、協議離婚か調停離婚で手続きを進める。

協議離婚は当事者の自由意思で離婚届に同意して署名捺印し、市町村の窓口に提出すれば受理されて離婚が成立する。

従って、「こんな男(女)とは一日も早く別れたい」と離婚届に署名捺印して提出すれば離婚は簡単に成立するが、冷静になってみれば、当事者双方には署名捺印すればだけで済ませてはいけない問題がたくさんある。

子供はどうするのか、親権者は誰がなるのか。

子供の養育費はどうするのか。

子供との面会交流をどう決めるか、離婚するまでの間の生活費はどうするのか。

結婚後に二人で作った共有財産をどうするか。

年金分割はどうなる、慰謝料が発生しているのではないか等々、決めるべきことは山ほどあるのだ。

 

当事者間に離婚トラブルがある場合は、当事者間の問題を整理し、離婚への協議を整えるために調停制度がある。

協議離婚できないときは、裁判に訴える前に、調停離婚を申し立てることになる。

これを調停前置主義といい、調停を経ずに、すぐに離婚訴訟を提訴することはできないことになっている。

これは何だ。トラクターにしてはばが均一でない



でも、私の経験では、当事者双方が協議を整えた後に、協議離婚に進むのではなく、家裁に調停を申し立てしたケースがあった。

当事者は協議の内容を裁判所が公認した文書が欲しかったと言った。

調停が成立すると調停調書が作成される。

これは判決文と同様な効力を有するお墨付きなのだ。

この若い人たちは正しい選択をしたものだと感心した。

 

私も退職後ひょんなことから調停委員となったが、こんないい制度があることをなってから初めて知った。

 

そして、調停委員卒業後、町の何でも相談所で月に1~2度ではあるが相談員として、皆さんの電話相談に応じている。

ここでも、やはり熟年離婚の相談は多い。



そんな中での二つのケースについて例示的に紹介します。

 

一つは、もう長いこと家庭内別居の状態で、夫婦各々年金を受給して、一つ屋根の下でそれぞれがそれぞれの生活をして暮らしていると女性は言った。

何のために同居しているのかわからない。

こんな生活を続ける意味はなく、離婚したいという。

 

私は、上述した離婚制度について説明し、協議離婚が進まない場合は調停離婚を申し立てることになると説明したが、それぞれの年金は自分の生活が維持できるだけの受給額があるようで、第三者に夫婦関係を説明したり、裁判所で知り合いに出会ったりなどを気にして、調停離婚は気が進まないようだった。

また、経済的に余裕がある場合に、あらためて他人の前で言い争ってもなあという思いもわかる。

そして、年金分割の制度が導入されてからは、厚生年金部分の年金分割が制度化され、年金額の多い方から少ない方へ配分されることになったので、女性のほうの年金額が多い場合には等々、様々な計算が働くことになる。

というようなこともあり、もろ手を挙げて調停申し立てを勧めるつもりはない。

一応の手続きの概要を説明したら、相談者は「わかりました」と言って電話を切った。

キャリアウーマンとして働いてきた自信を持っているようで、相手に何かを要求するというようなことは考えていない、もしくは考えたくないというような意思が感じられた。

残留かもが一羽



もう一つのケースは、すでに別居生活を始めており、生活費は要求通りの額を受け取っているという。いわゆる婚姻費用分担金だ。

妻の離婚意思は固まっているが、今すぐには離婚はしないという。

理由は夫の退職を待って、調停を申し立てをして退職金を要求するということだ。

いわゆる財産分与である。

婚姻後に形成した財産は基本的には財産の半分わけすることになることや、厚生年金部分の年金分割などはすでに学習済みだった。

調停制度について説明し、弁護士に依頼したり、法テラスや行政などの無料法律相談に事前に相談してみることなどを案内しておいた。

 

いずれにしても、熟年離婚、いざとなったら無料法律相談で知識を蓄え、いざ、調停申し立てが王道だと私は推奨したいと思います。

 

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NHK朝の連ドラ「ちむどんどん」比嘉家の人々


毎日午後3時過ぎお茶の時間に、録画したNHK朝の連続ドラマを夫婦で楽しむ。

数年前に、常勤職を退職してからの日課となった。

今は、「ちむどんどん」が午前8時15分から、その前、午前7時15分からはBSで「芋たこなんきん」がある。

そして午後4時30分から5時まで、不定期で「ひまわり」が放映されている。

 

私的には「ひまわり」が大変面白い。

そして今年の「ちむどんどん」の評判が誠に悪い。

ご都合主義な展開の数々、現実にあり得ないような振る舞い、脚本が悪いのか、役者が下手過ぎるのか、製作費をケチりすぎているのか、確かに見続けることがしんどくなる、連ドラだ。

連ドラ愛好者として、今日は比嘉家の人々をできるだけ客観的に見つめてみようとブログのテーマに取り上げた。

 

 

比嘉家のファミリーは父・比嘉賢三(大森南朋)、母・比嘉優子(仲間由紀恵)、長男・賢秀(竜星涼)、長女・良子(川口春奈)、次女・暢子(黒島結菜)、三女・歌子(上白石萌歌)、の6人家族で始まる。

しかし、父賢三はヒロイン暢子が11歳の時に心臓発作で急死してしまった。

父親が死んでしまったことで物語が動いていくのだが、大森南朋の落ち着いた演技がバックにあれば、この物語に深みが出たのではないかなどと想像の翼を広げた。

 

母優子が特に残念だった。

仲間由紀恵の演技力がほとんど生かされていない。

コミカルな演技を求めたのであれば、仲間由紀恵でなくてよかったのではなかろうか。

「花子とアン」で葉山伯爵の娘として葉山蓮子や歌人白蓮役を演じた仲間由紀恵の、芯の強い気品ある美貌の女性が強く思い出された。

あれから8年後ではあるが、中年太りした沖縄のおばちゃん役をやらせてはいけないだろうと思った。

 

長男の賢秀は少年時代の沈着冷静な表情と、成長後のひょうきんでやりたい放題の問題児となった姿の落差になんだこれはと思わざるを得ない。

真面目で、温かい包容力で包む父と、愛情あふれる優しい母の子でなぜ、こんな問題児ができて来るのか、全く理解しがたいではないか。親の背を見て子は育つのだ。

母や妹のためにとはいうが、乱暴者で一攫千金や一発逆転にかける青年が生まれる素地がどこにあったのか。

そして、単純に騙されて大損をし、母や妹に負担をかけてしまう繰り返しなのだ。

それでもどこまで行ってもひたすら賢秀を愛し続ける家族愛が続く。

男はつらいよの寅さんも顔負けだ。

 

竜星涼君はよくぞ頑張って、演技者を続けていけるものだと思う。

同情を禁じ得ないが、役者を志すもの、こんなことでめげていたら役者などやってられないということなどだろうと理解している。

トラブルメーカーとして鼻つまみ者になっていく賢秀がどのように立ち直るのか、またご都合主義では興覚めになってしまうのだが。

物語の中でこうした青年にならざるを得ない背景が丁寧に説明されないと、視聴者は納得できない。

路上にけなげに咲く一本の白百合



長女良子は努力の末、小学校教員になるが、前述した通り、父親の死後、500ドルの借金(1ドル360円時代、18万円の借金だ)を抱え、日雇いや工事現場の賄い婦をし、共同売店の店員となって働いた母優子のわずかな収入で、一家の生活は困窮していた。どのようにして学費をねん出することができたのか。

学生時代アルバイトに明け暮れた私は心配する。

同時に高校に通う次女暢子もいたのだけれど、3歳の年の差で大学に入学して卒業し教員になる年数と数字が合わないように思う。私の計算が間違っているのだろうか。

もしくは、短大なのか。

短大卒でストレートで教員試験の受験資格が得られるのか、沖縄的事情があったのなら、そういうことを丁寧に描かなくてはリアルが伝わってこない。

 

さらに、大学時代の友人で、教員仲間の石川博夫(山田祐貴)と結婚する。

石川家に嫁して、古い3世代同居の生活の中で、自己を貫く姿が描かれる。

良子の姿勢に反対を貫いていた石川家の男たちは、石川家の女たちが良子の側に付くと知るや突然、態度を変える。

ご都合主義の極致だ。もう喜劇の世界だ。

 

ただ、どちらかと言えば、この姉の方がヒロインの次女暢子よりも芯の強さや強情さが描かれて、しっかり者という印象を受けた。

学校給食に地場野菜をという取り組みは、やや強引な設定であり、仲間もつくらずに一人の教師がやり遂げられるのかと疑問を持った。

反対していた給食調理員も突然、協力するような姿勢をみせるところなどもご都合主義で展開的には面白くない。

ドラゴンフルーツ 白い花が満開だった



末子の三女歌子にも視聴者の批判は多い。

病弱でワガママ、歌がうまいといっても、絶品の歌唱力があるわけではない。

自己満足の世界では足りずに歌手になりたいという内気な三女歌子の、役どころの乖離する表現を要求されて、上白石萌歌さんも役作りに迷っているさまが見て取れる。

それはそれで、脚本家が求めていた役作りかもしれないと思ったが、視聴者は見ていてイライラしっぱなしではないだろうか。

 

そしてヒロイン次女暢子だ。

父ゆずりの料理好き、学校対抗の料理大会で助っ人として参加した暢子はナポリタンを作って見事1等賞に輝く。

この経過も漫画チックだ。

1等賞の代表スピーチで暢子は「おいしいものを食べるのは最高だけれど、食べてもらうのも最高です!」と語る。

そして「ウチはレストランで働きたい!東京に行って、料理人になりたい!コックさんになりたい!やりたいこと見つかりました!たった今!」と宣言する。

筆先をちょちょいとなめながら、軽く書いた原稿といった感じ、軽すぎるのだ。

百日紅の花が満開



そして、家族で、たった1度だけ食べた西洋料理の魅力にあこがれ、料理人を目指して東京へと旅立ったけれども、行くあてがあったわけではない。

イタリアンレストランにたどり着き、さらに、子供の頃、東京から沖縄に来た青柳和彦に再会する。

作り物だからと言ってもなんでもありの展開に驚く。

 

そして、イタリアアンレストラン「フォンターナ」では6年目にして花形のストーブ前を任されるようになり、二ツ橋料理長の足の骨折でシェフ代行に指名されるまでに至ったのだが、この過程もあまりに短絡的で、暢子の努力も才能も技術も映像や物語からは実感として伝わってこないのだ。

だから視聴者は、共感できないのだ。

 

そして極めつけは、暢子が和彦の恋人から和彦を奪ったことだ。

もちろん、暢子だけの責任ではない。

和彦も暢子を選択したのだからといういい方は当然できる。

 

でも、NHK朝の連ドラで「これをやっちゃあおしまいよ」と後期高齢者になる退職老人は思わざるを得ない。

和彦と別れた愛さんの姿の方が強く記憶に残る。

朝の連ドラで、ヒロインの奪略愛は記憶にない。

暢子でなくてもアイヤー!、まさかやー!の連発だ。

 

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頑張れ!里見香奈将棋女流五冠の挑戦



8月18日の朝日新聞1面は、9歳4か月小学3年生藤田怜央君を9月1日付けで囲碁棋士としてプロ採用すると囲碁の関西棋院が発表したと報じた。

そして、2面では将棋の島根県出身女流棋士の里見香奈女流五冠が男性と同じクラスで戦う、棋士編入試験を受験する。若手棋士5人と対局し、3勝すれば合格し棋士として認められる試験だと解説していた。8月18日から挑戦するとあった。

囲碁の世界では年少者の天才の発掘を目指し、将棋の世界では再挑戦制度で門戸を拡大し、それぞれの分野の成長を模索しているように思う。

 

私は囲碁は岡目八目のザル碁だが、将棋は子供の頃から親しんで、父とは1万局以上指した。

父は94歳で亡くなったが、入院する前日にもまだ元気が残っていたのだろう、将棋をするというので相手をしたが、その将棋は私が負けた。

その将棋が父との最終局になった。

父は入院後1週間して亡くなった。

白い芙蓉 父が亡くなったころにも咲いていた



新型コロナが流行する前までは月一度の将棋倶楽部の例会に出ていたが、コロナの感染拡大で例会が中止になって2年以上になった。

それでインターネットでAIを相手に将棋を指すようになったが、AIは強い。

それはそうだ。

今では将棋界でもAIと公式戦で将棋を指すことは禁止されている。

人間がAIに勝てなくなったのだ。

それで、今ではAIが棋士たちの対戦の次の一手を予測したり、優劣を判定する役割が定着している。

 

これは囲碁の世界でも同じで、世界チャンピオンがAIに負け続け、囲碁の世界でもAIとの力関係ははっきりしてしまい、今では対戦はないようだ。

 

でも、AIとの将棋は気遣いがいらないのがいい。

人間との対戦は勝ちか負けかだけではない。

そこに至る様々な心理戦が左右する。

自信たっぷりの相手の態度や表情、時に漏らす何気ない一言にも気持ちが動かされるのだ。

 

そこが面白いところでもあるのだろうが、AI相手にはひたすら勝つ一手に集中できるのがいいのだ。

今は初段クラスで指している。

何度か初段を突破したのだが、二段クラスに上がると全く勝てない。

初段と二段のクラスの違いがきちんとプログラムされていることに驚く。

読みの違いや差が見事に差別化され、計算されているのだ。

 

この壁はもはや私の棋力ではいかんともしがたく、勝ったり負けたりの初段クラスで今では満足している。

 

街路樹の下のペンタスも元気だ


さて、昨日(18日)里見香奈女流五冠の棋士編入試験が始まった。

スカパーの囲碁将棋チャンネルで生放送があると知って、甲子園大会準々決勝とチャンネルを切り返しながら観戦した。

初戦の相手は徳田拳士四段。

今年4月プロデビューし、デビューから通算12勝1敗の新進気鋭の若手だ。

デビューというのは将棋棋士になる養成機関の奨励会に入り、最上位の三段リーグで2位以内に入ると四段に昇段し棋士としてプロと認められるのだ。

これまで何人もの女性が挑んだが、ことごとく跳ね返された。

もちろん、里見女流五冠も1級で奨励会に入り、三段リーグで年齢制限にかかり退会したという過去がある。

通常、棋士になるには奨励会三段リーグを卒業しないとなれないのだが、2006年編入試験が設けられた。

棋士になるためのもう一つの制度である。

女流棋士やアマチュアが公式戦でプロ棋士と対局し、直近の対局で「10勝以上」かつ「6割5分以上の勝率」で受験資格を得られることになっている。

ということで、里見女流五冠は本日の挑戦に至ったのだ。

デパートの入り口で見かけたハイビスカス



解説は将棋界のレジェンド、羽生善治元七冠。

将棋はAIアマ初段の私が言うのもおこがましいけれど里見五冠の完敗だった。

中盤から終盤に入る手前までは、羽生七冠の解説でも有望かなと思わせたし、一時AI予測でも、里見5冠の30%勝利予測が50%までに戻った局面もあったけれど、終盤は矢弾尽き果てて散った。

将棋を勝ち切ることは難しい。

けれど、一局は終わり、新たな一局が始まるのだ。

 

同じ中国地方に縁のある者の一人として、あの「男女平等は絶対に実現しえない、反道徳の妄想です」と言い放った杉田水脈衆議院議員に目にもの見せてやりたいものだ。

そのためにも頑張ってくくださいとお願いしたら、お門違いですと叱られそうだ。

ごめんなさい。

 

とにかくここは里見女流五冠に棋士(男性)と互角以上に戦う姿を見せて、ぜひ勝ち切ってほしいとエールを送りたいのです。

 

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