NHK朝ドラ「ブギウギ」が終わった 後期高齢者の平和なひとときは朝ドラです

桜はようやく満開




 

もう10年以上になるが、第二の常勤職場を退職してから、ほぼ毎日、NHKの朝の連続ドラマを録画して3時のおやつに鑑賞している。

それも、過去の作品なども逐次放映しているので、1時間程度は見る。

3月で終了した連ドラは2018年10月1日から放映された「まんぷく」だった。

主人公は安藤サクラ演じる立花(今井)福子と、長谷川博己演じる夫の立花萬平の成功物語。

この夫婦の前向きな生き方で、山あり谷ありの人生を切り開く姿は茶の間でお茶をしながら見るのに心地よかった。

 

同時進行でスカパーでは、2020年の連ドラ・カムカムエブリデイの放映をしている。この作品の舞台は岡山から始まり京都から岡山で終わるので、身びいきもあるかもしれないけれど、大変面白い作品で再放送を楽しんでいる。

いつもは桜を追いかけて咲く桃もほとんど同時に満開となっている



この4月から始まったのが、「虎に翼」。

ヒロイン猪爪寅子を演じるのは伊藤沙莉。

といっても私は知らない女優だった。

でも、見ていて、なかなか惹きつけるところがあるように感じた。

初回視聴率は16.4%で「ブギウギ」の初回16.5%をわずかに下回ったとあった。

昭和の初期、女性が弁護士を目指してどのように努力していくのか期待している。

 

そして、再放送は2000年10月から2001年3月に放映された「オードリー」。

私は初めて見る連ドラだった。

ただ、わき役陣が大竹しのぶや賀来千香子、段田安則など達者な役者が多く、面白そうな予感がしている。

大竹しのぶや賀来千香子は1986年の男女7人夏物語シリーズに出ていたけれど、「オードリー」では、大竹しのぶが血はつながっていないが、旅館の女将役、そこに同居するのが、段田安則の若妻役の賀来千香子。

大竹はだいぶ年を取った顔をしていたけれど、調べて見たら大竹しのぶは1957年生まれ、賀来千香子は1961年生まれと実年齢は4歳違いだった。

役者なんてどうにでも化けるものだと思った。

 

さて、「ブギウギ」だ。

「ブギウギ」は戦前、戦後(太平洋戦争)の和製ジャズ歌手、笠置シズ子の出世物語だ。

戦後生まれの私なので、戦前の活躍は知らないが、1947年の東京ブギウギや1950年の買い物ブギは私が物心ついた頃にもまだ歌われ、笠置シズ子も映画やテレビにも出ていたので覚えている。

また、茨田りつ子(菊地凛子)として登場した淡谷のり子も「窓を開ければ港が見える‥‥」と歌う「別れのブルース」は生意気にもよく口ずさんだ。

チューリップも満開



そして、今回の主演をした趣里だ。

父は水谷豊、母は伊藤蘭だ。

父も母も当然知っていたが、趣里という女優は、後期高齢者の私は、まったく知らなかった。

調べてみるとNHK朝ドラへの挑戦は4度目で、今回のオーデションの年齢制限32歳という最後のチャンスを獲得したとあった。

芸能人の世界とは言え、親の七光りは通用しないのかと改めて、趣里の体当たりの芸人根性を見た気がした。

実際に、ドラマの中でも、趣里の芸人根性は他を圧倒していたとも言えた。

特に、ブギウギのわき役陣は作曲家羽鳥善一役を演じた草彅剛や、家政婦役の木野花を除いて、パッとした役者はいなかった。

趣里の歌とダンスと大阪弁に彼女の努力と根性を見た。

とにかく、ブギウギは趣里の作品だったと私は思った。

 

でも、私が見て来たNHK朝の連ドラベストスリーは

1位あまちゃん、

2位カーネーション、

3位カムカムエブリデイです。

 

後期高齢者の、こんな他愛のない日々が過ぎていきます。

 

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