1月31日、3回目のワクチン接種券が届いた。
カミさんと一緒にパソコンから同時に申し込みをしたが、タッチタイピングのできるカミさんが素早く手続きを完了した。
私が2分ぐらい遅れて手続きをした時には、同じ日は本日の受付終了になっており、別の日の別の会場に手続きをする羽目になった。
ということでカミさんは2月5日、私は2月9日、パソコン打ちの巧拙でこんなことにもなる。
パソコンがある、ない、速く打てる、打てないで運命は変わることもあるのだということを経験した。
2月5日の会場はこの地域では大きな病院だった。
案内通知には駐車場が狭いので、市役所の駐車場に車を停め、そこから無料送迎バスを使うよう注意書きがあった。
でも、接種日が違うので運転免許を返上したカミさんを乗せて直接会場に向かった。
ガードマンの誘導で駐車場に入った。
駐車場は満車ではなく空いたスペースに入れるよう指示してくれたが、私はスーパーで買い物を予定していたのでカミさんを下してスーパーに向かった。
ワクチン接種は1時間くらいはかかると予定していた。
カミさんが書いてくれたメモを見ながら買い物をして、トイレで用を足していたら携帯が鳴った。
カミさんからだった。
30分もかかっていなかった。
もう終わったと言う。
これまでのワクチン接種の時とはだいぶ違う。
流れ作業のように済んだという。
今回3回目で打つ側も打ってもらう側もすっかり慣れたものだったようだ。
打ったワクチンはモデルナ製だ。
カミさんは打った腕の痛みや関節痛、筋肉痛、倦怠感などの副反応を3日間ほど訴えた。
これはファイザーの時とは違う。
これでは高齢者が敬遠するはずだと思った。
さて、2月9日の私の番はというと今度はカミさんが買い物をするというので一緒に会場まで付いてきた。
順番待ちは5分ほど。
カミさんは付き添い者の札をもらい首にかけていた。
何だか認知症の夫についてきた老妻の雰囲気だ。
ワクチンは私も人気の悪いモデルナワクチンだ。
やはり、そのせいか、高齢者の出足は鈍い。
ここは行政が主体の会場で予想外に接種者が少ないからか、職員は痒い所に手が届くように手取り足取り親切に介添えし説明してくれる。
会場は以前と同じところだが、接種者の減少を予測していたのか、以前よりも控室の数も少なく、会場の規模も狭くしていた。
ただ、予診、医師の面接、注射接種は以前と同じ4班体制で、スムーズに進んだ。
私が右腕のセーターをたくし上げたら、注射担当の看護師に「右腕でいいですか」と念を押されて気が付いた。
前回、「注射後、腕痛があるから利き腕でない方にした方がいいですよ」と言われたのだ。
そして改めて左腕を差し出した。
接種後15分の待機を含めて30分弱で終わった。
医師との面接で何か質問はありますかと聞かれて、「3回目の抗体はいつごろから効果が出るのですか」と聞いた。
医師の答えは2週間から1か月ということだった。
「じゃあすぐに出歩いたらだめですね」と言ったけれど、まあ予想通りの答えだったので落胆したわけではなかった。
カミさんは、打った時もモデルナのワクチンはファイザーよりも痛みを感じたと言ったけれど、私はファイザーとモデルナとの差は感じなかった。
注射の翌日の体温は36.3度、私の平熱は35.7度から36.2度でありいつもよりも0.1度高かった。
調べてみたら、この半年間の最高平熱は36.4度で4回あり、36.3度は2回だった。また、翌日の血圧は105~77とこれまでで最も低い血圧だったが、もちろんワクチンとの因果関係は知る由もない。
ワクチンによる副反応は注射を打った左腕を伸ばしたり屈伸したりすると重く鈍い痛みを感じたが三日目には消えた。
ただ、4,5日前から痛みのあった奥歯の歯茎の痛みがワクチン接種後、増幅して夜中に痛みで目が覚めた。
2年以上も続いている歯科疾患も基礎疾患ということであればワクチンの接種によって症状が悪化するのか、主治医に聞きに行こうと思ったら、本日は祝日で休診だった。
ところで木曜日の羽鳥慎一モーニングショーでは例の北村教授がファイザー・ファイザー・モデルナの交差接種が一番効果が高いと解説していた。
3回目のワクチンが始まる前からそのような説明を繰り返していたら、今のようなモデルナ不人気は解消されていたのにと思ったが、北村教授というよりも、岸田政権の様子見、後出し体質の責任ともいえる。
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