今日(7月29日)新型コロナウイルスの感染者数が全国で1000人を超えた。
全国唯一の空白地帯だった岩手県でもとうとう感染者が出た。
GO TOトラベルキャンペーンの決定実施はほとんどの国民が危ぶんでいたと思う。
当然だ。
日々、感染者が増加傾向を示しているときに経済が大事、観光旅行業界の危機だとして安倍政権はアクセルを踏んだのだ。
7月22日~8月31日の間の旅行又は宿泊(9月1日チェックアウト分まで)を対象に支援するという事業で、直前に感染が拡大していた東京都は、当面、除外とした。
業者への説明会は開始日の前日から始める慌ただしさだった。
いくら経済情勢が危機的状況だからと言って、この慌てぶりには、多くの人たちはまたまた裏に何かあるのではないかと眉をひそめたし、感染拡大の懸念は感染症の専門家でなくても素人でもここはもう少し様子を見ようというのが良識であり、常識だと思っていたはずだ。
それから一週間ほどで全国の感染者は1000人を超えたのだ。
こうした時期のこの判断は大間違いであり責任は重大である。
コロナ対応への様々な議論や取り組みのために国会の会期延長が叫ばれたが、会期満了となる6月17日に安倍首相は国会を閉会してしまった。
その後はどこに逃亡してしまったのか、会見もせず、テレビカメラの前で語ることも見なくなった。
閉会中の委員会審査にも出て来ず、知らん顔、これはないでしょうと思う。
日本国の首相として今国民に語らず、いつ思いを語るのだ。
そして、ここに来て、またぞろアベノマスク8000万枚を介護施設などに配るというのだ。
世の中の誰がアベノマスクを使っているというのか。
腰ぎんちゃくは別にして、居並ぶ閣僚や国会議員でもわずかではないか。
私の周りでも、市中に出てもアベノマスクを見たことがない。
全く無茶苦茶、でたらめではないか。
何を見てこの人は政治をしているのか。
これひとつとってもこの人の能力が知れようと言うものだ。
星野源さんの「うちで踊ろう」の動画とコラボした安倍首相の自宅で寛ぐ動画など大勢の国民の批判にさらされた。
この人は何を考えて首相でいるのかと考えこんでしまう。
森友問題で自死した近畿財務局の職員赤木さんの妻からの再調査要求にも答えようとせずに無視する。
様々な問題に対する不誠実な安倍首相の態度を見るにつけ、この人を首相に据えた自民党に対しても、そして当時の民主党政権の未熟さから自民党政権を復活させたことに対しても返す返す悔やまれてならない。
ここは自民党・安倍政権を替えなくてはならないと思う。
未熟な野党ばかりかも知れないけれど、もう一度、政権交代して野党にやってもらいたい。
どっちもどっちかも知れないけれど、新しく変わった政権がいろいろ反省して良い方向にこの国を進めていこうとする意思と行動を示してもらいたいのだ。
今や、ここまでの体たらくの安倍さんや自民党には任せられないと思うのはわたしだけなのか。
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