もともと、消費税増税は止むなしとういう立場だった。
古い話になるが、民主党の野田党首のやせ我慢のような増税論に感動したのだった。
だから、増税対策で色々買いに走るというのは美学に反するのだ。
ところが、それをあざ笑うかのようにというか、タイミングよくというか、洗濯機の給水ポンプが故障してしまった。
給水ポンプの故障だけなら、風呂水を使わずに洗濯すれば済むことだ。
ゆっくり気に入った洗濯機を探して、然るべきタイミングで購入する予定だった。
それに、増税対策として色々なプランが用意されているというではないか。
もっともその対策というものにも疑問を持ってはいたのだが。
というわけで、気に入った機種が目玉になったときゆっくり購入すればいいと思っていた。
経験上、ポンプが壊れてから、次に脱水機能が故障し、本体の洗濯機能が壊れるには一年以上あるはずだった。
しかし気に入った機種が思ったより早く、チラシに載った。
そして店頭で質問してみたところ、行きつけの家電量販店は増税対策の5%ポイント還元の対象にならないというではないか。
そこで購入スイッチが入り、たちまち購入を決めた。
そして返す刀で、懸案だったエアコンクリーニングも契約した。
これらは結果から言うと大成功だった。
知らないうちにたまっていたポイントが、1万円近く使えた。
平日配達割引と、多分季節外れが理由のエアコンクリーニング割引に加え、電力会社のポイントなども使えて、思わぬ値引きがあった。
二人暮らしになったので、これまでより容量が小さいのを買ったこともあって、2万円近く「得をした」ことになった。
購入した洗濯機の使い勝手については、稿を改めてかみさんにレポートしてもらうこととして、エアコンクリーニングの感想を。
私は匂いにさほど敏感でないこともあり、かみさんがそろそろクリーニングの時期というのにあまりなんとも思わなかった。
以前も適当な時期にエアコンクリーニングを依頼していたらしいが、仕事に行っていたので知らない間に済んでいたのが実情だ。
今回は「ほぼサンデー毎日」の身になったので、エアコンクリーニングの現場にも立ち会うこととなった。
男女二人組でやってきてテキパキと仕事を進める。
当方との交渉には女性が当たる。水を汲んだり、電源を確保したりもいちいち丁寧に了解を得る姿勢に好感を持った。
この二人組はカミさんが確認したところによると夫婦者のようだった。
作業が終わってから、送風状態を2時間くらい続けた。
冷房の試運転をした後なので冷たい風が出続けたが、季節的に困ることはなかった。
本当は暑い盛りになる前に依頼すれば良かったのだが、都合でそうならなかった。
そのことで好都合な面もあった。
クリーニングの後でお誂え向きに暑い日が訪れた。
何事にも無頓着な私にも明らかなほど、エアコンの効きはよくなった。
というわけで、増税前の大きな買い物終了。
宗旨に反したが、結果として満足している。
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