以前、記憶の方法として、映像記憶という方法があるそうだとカミさんが言っていた。
多分、テレビの放映を受け売りして教えてくれたのだと思う。
聞いていてなるほど、あり得る方法かもしれないと思った。
普通人の私などは、与えられた課題を最初から最後まで読み通して、丸暗記するか、印象に残った言葉を記憶にとどめようとする。
カミさんの言うには、映像記憶は与えられた課題をカメラで撮った一枚の写真のように記憶するのだそうだ。
調べてみると「ヒトでは幼少期にこの能力は普通に見られ、通常は思春期以前に消失する。…中略…ただしヒトには成人後も、映像記憶能力を保ち続けるものがわずかではあるが存在する。」とあった。
先日、現在朝ドラの「なつぞら」で主人公を演じている広瀬すずさんがNHKの対談番組に出ていた。
その中で、広瀬すずのセリフおぼえの驚異の速さが話題になって、耳目をそばだてた。
「セリフが現場で急に変更になって休憩になり、15分間の休憩で、結構長いセリフをどうやって覚えたのですか。」と司会者が聞いた。
その時、広瀬すずは「セリフは頭の中に一枚の写真となって覚えるのです。」というような答え方をした。
もちろん、私の記憶は普通人の記憶力なので広瀬すずが答えた言葉通りの正確さはない。
それにしても、映像で記憶するということを当人から直接聞いたので、ちょっとというより大いにびっくりした。
広瀬すずさんはヒト（人類）の中で大変貴重な記憶力の持ち主だということが分かった。
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