2024年お正月の始まりは激動の日本を予感させたけれど、能登半島のみなさん!何とか平穏な日常を取り戻してほしい!

ウォーキング中三日月を撮った


コロナがようやく沈静化してきたと思っていたら今年の元旦、午後4時10分能登半島は大地震、津波に襲われ、多くの方が亡くなられ、いまだに数百人の行方不明者の捜索が続き、数万人の避難民、その上、道路網が寸断され、救助物資も救援隊も遅れている。また、雨、雪が続く中、水道電気の復旧も遅れているという。

阪神大震災や東日本大震災、熊本地震などと比べて、すでに一部で指摘されているように、様々な障害はあるものの、何だか救援、支援体制が大がかりでないような気がしてならない。

 

と何もできない後期高齢者はテレビの前で映像に見入るだけ。

そういえばカミさんは岡山に本部のあるAMDAに募金をしていた。

AMDA(アムダ)は1984年に設立された国際医療の特定非営利活動法人で、自然災害や戦争による避難民への医療救援緊急活動に駆けつける。

阪神・淡路大震災でも現場に一番乗りした。

岡山県民の誇りでもある。

といっても老人ができることと言えば、これぐらいしかない。

カミさんは以前から、アムダからの要請があれば、ささやかな募金活動に協力している。私も東北大震災の際は、福祉団体の一員として、募金活動やボランティアの現地派遣活動を続けたけれど、もはや、できることはささやかな救援募金しかない。

申し訳ない、無力感だ。

 

そして2日午後5時50分ごろ日本航空機516便が羽田空港に着陸しようとした際に、海上保安庁の航空機と接触し両機が炎上し、海上保安庁の乗員6人のうち機長を除く5人が死亡した。

JAL機の乗員・乗客379人は脱出シュートを使って、奇跡的に全員無事救出された。

海上保安庁の航空機は能登半島地震の救援物資を搬送する任務遂行中だったという。

海上保安庁の乗員の方々の死亡は誠にお気の毒ではあるが、日航機の全員救出は何と言っても不幸中の幸いだった。

 

テレビで見た、まるで映画のワンシーンのようなライブ中継を何がどうなっているのか、これはダメだと一瞬、神も仏もないものかと見ながら思ったが、危機一髪助かったのだ。

希望を捨ててはいけないのだとも思った。

その意味でも頑張れ能登!

院展の入場券



1月3日 恒例のデパートの初売りに行く。

デパートの初売りは2日からだけれど、今年は子や孫が2日に来るので3日に出かけた。

と言っても何を買うわけではない。

毎年2日から開催される院展を鑑賞する。

院展・日本美術院展覧会は公益財団法人日本美術院が主催する日本画の公募展覧会だ。再興院展は1914年以来続く日本美術院による日本画の公募展とあった。

毎年9月の東京展を皮切りに、全国10か所の都市を巡回し、岡山の院展は毎年1月2日から始まる。

岡山県人はこれも自慢の一つだ。

全国規模の美術展が毎年お正月に定例開催されているのです。

まさしく岡山のお正月は院展で始まるのです。

院展で印象に残った作品  村上裕二 「先生といっしょに」

素人の私がこんなことを言っては噴飯ものだけれど、ここだけの話、最近の院展は平山郁夫や松尾敏夫や後藤純男などの巨匠が去る中、のびやかな雰囲気が感じられてとっつきやすいように感じられた。

そして、今では普通のことのようになってきた写真撮影可もうれしい。

 

さてこの間も、能登半島大地震は余震が続く中、懸命の救援活動が続けられており、被害を受けた当事者の皆さんは命を奪われたり、九死に一生を得た方も、家を破壊され、水も電気も欠乏状態の避難所生活を余儀なくされ続けている。

今の私に何ができるかと言っても、ほとんど何もできない状況は本当に申し訳ない。

 

今、ガンの末期症状に苦しむ友人がいる。

年賀状に絶不調とあった。

年賀状を今年度でおしまいにするとあの元気な男が書いてきた。

しないでもいい電話をかけてしまった。

電話に出て、電話で声を聞けたと喜んでくれたが、かける言葉が見つからなかった。

こうした場合、当事者の皆さんにどんな形で接すればいいのかと反省、反芻した。

 

さて、6~8日の3連休には、藤井聡太王将に挑戦する岡山出身の棋士菅井竜也八段との王将戦第1局や高校男子サッカー決勝戦、岡山就実高校女子バレー決勝戦が重なり、テレビにくぎ付けだった。

男子サッカーの昨年優勝校岡山学芸館高校は3回戦で名古屋高校にPK戦で残念ながら敗れた。

その代わりに春高バレー(全日本高校選手権)では岡山就実高校女子バレー部が決勝進出した。

昨年コロナ陽性者を出して全国大会を断念した就実高校が、今年度全国高校総体、国体と合わせた3冠を目指した下北沢成徳高校(東京)を破った。

全試合ストレート勝ちの完勝だった。

特に守りのバレーに強さを見た。

久しぶりに感激のもらい泣きだった。

 

それから、王将戦。

将棋歴70年、将棋初段でAI将棋と戦う私はスカパーで観戦した。

挑戦者の菅井8段は岡山市出身の棋士。

私の主治医は菅井8段が小学生のころ患者として受診していたと自慢する。

そうしたふるさと棋士の菅井8段だが、今回の将棋は藤井8冠王将に歯が立たないというような一方的な将棋で投了した。

 

今年のお正月、日本の激動を予感させるような出だしになったけれど、安心平和な日常が戻ることを祈念します。

 

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