全英女子オープンで日本人、それも岡山市出身の渋野日向子が優勝した。
日本人選手として樋口久子以来、42年ぶりのメジャー制覇だという。
本当にびっくりした。
メジャーから一番遠いところにあるのが岡山というところだと思っていた。
古いところでは人見絹江がアムステルダムオリンピック陸上800m で取ったのも銀メダルだった。
夏の甲子園大会でも瀬戸内海沿岸の府県で優勝していないのは岡山県だけだと揶揄されている。
明日、甲子園では優勝5回を誇る広島商業高校対岡山学芸館高校の隣県対決がある。
渋野日向子効果は出るか。笑顔と度胸で勝負してもらいたいものだ。
こう言いながら、岡山県民の県民性として、評論家の大宅壮一は「岡山県は日本のユダヤである」という言葉を残した。
ユダヤ商法のような金儲け主義ということなのか。
だが、これは偏見である。
優しい言葉をかけたり、おもてなしの気持ちを伝えたり、愛想を振りまいたりというようなことが苦手なのだ。
また岡山県が昭和60年から提唱した「燃えろ岡山・県民運動」は燃えない県民性がための県民行動を促すキャンペーン運動だったが、結局燃えることなく終わったような気がする。
岡山県民は一致団結することが苦手だ。
郷土自慢ができない。
でも、日本初の孤児院の創設とか民生委員や愛育委員発祥の地とか、医療・福祉施設の充実とか誇るべき点も数々あることを県民は愛情をもって発信しなければならないと思う。
渋野日向子のファンサービスや笑顔を見習うべきだ。
笑顔と度胸の良さが印象に残った。
この大会で優勝して初めて岡山市出身ということを知った。
スマイリングシンデレラ・渋野日向子はこれまでとは違う新しい時代の岡山県人の登場である。
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