全国高校駅伝は年末の風物詩として毎年見ている。
特に最近は男女とも岡山勢が活躍するので期待を込めて応援する。
今年は男子が昨年に引き続き連覇をかけて都大路を走るので力が入った。
3区でケニア出身の留学生キプラガットが2位に58秒差をつけて首位に立った時は、今年も優勝だと確信したのだけれど、仙台育英高校は計算されたメンバーで徐々にその差を詰め、最終7区では5秒差のタスキリレーとなった。
そして7区は競技場まで並走し、第4コーナーを回ったところでラストスパートした仙台育英高校の1年生ランナー吉居君に軍配が上がった。
吉居選手の自信に満ちた表情が忘れられない。
地元版では倉敷高校アンカーの長塩君は「もう力が残っていなかった。申し訳ない。」と嗚咽が止まらなかった報じていた。
でも先行逃げ切りを図った倉敷高校を3秒差で差し切った仙台育英高校の戦術と実力を称えたい。
見事な勝負を見せてもらった。
ところで、気が付いたことというのは、競技そのものではない。
各区の中継地でのタスキリレーの際、迎える選手がやってくる選手にエールを送って腕を高く上げる時の模様だ。
ハットと気が付いた。
わきの下に毛が無いのだ。
よく見るとどの選手もどの選手も綺麗に剃毛していた。
見ていてこちらが恥ずかしいような気がしたのは年代の違いなのか。
そう言えば水泳選手は男子でも剃っていたような気がしたが、そのときは水の中、わずかでも抵抗力を軽減するためかなどとあまり考えず、また元々裸に近い格好をすることもあって大して違和感は覚えなかった。
昭和40年代だったか、中国がアジア大会に参加した。
わきの下が黒々としていてびっくりしたことを思い出した。
いまだに女性は剃るのが当然、男性は生やすのが当然と思っている年寄りは時代遅れなのだろうか。今週私が聞いた床屋の親父も忘年会の老人たちも全く意識していなかった。そんなことに注目した私が異常なのだろうか。
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