物価高騰が続くこの秋、野菜も例外ではなく、驚くほどの値段だ。
白菜が1/4玉150円前後、大根1本200円前後、ほうれん草一束200円前後、白長ネギ1本150円前後、それぞれ、平常価格より50円~100円は高い。
特にトマトなどは大玉1個300円前後する。
わずか3坪強の家庭菜園を始めて30年以上になる我が家の家庭菜園の様子を報告します。
この夏、一番の収穫はモロヘイヤだった。
モロヘイヤはエジプト原産と言われ、クレオパトラも好んで食べたという。
濃い緑色とねばねば食感が美味しい。
私は主にお浸しにして食べるが、味噌汁に入れてもよく合う。
最近はお店で見ることが少なくなった。
お店で売っているモロヘイヤはほうれん草のように大きく育てて売っているが、私は、土地が狭いせいもあって、大きく育てない。
育苗箱に蒔いた種からできた苗を10数本まとめて集めて、10~20株に分けて植える。
そして、10センチほど伸びたところで軸と葉をつまんで採集する。
売っているモロヘイヤは少し鮮度が落ちると不味い臭いがして、自宅で作るモロヘイヤとは似て非なるものだ。
今年の夏は毎日食べていた。
多分、温暖化の進行で、暑い国の野菜が美味しくたくさん採れるようになったのだと思う。
なお、モロヘイヤの栄養はβーカロチン(皮膚・粘膜の健康に不可欠)、
ビタミンC(美肌を作る)、
ビタミンE(老化防止・血管の健康を保つ)、
葉酸(発育や細胞の再生を助ける)、
食物繊維(便秘を改善する)
などの効用があり、栄養たっぷりの「王様の野菜」という説明があった。
私の感想は、モロヘイヤのねばねばを食べながら、健康への期待が膨らむ本当に美味しい夏の野菜、一押しです。
そして今我が家の家庭菜園には、夏の名残りのピーマンと茄子がまだ、実をつけ続けている。
(写真)特にピーマンが好調だった。
秋野菜は8月下旬から種まきや植え付けを始める。
秋ジャガイモの植え付けは8月29日。
今年の植え付けはスマホのユーチューブを見ながら植え付けたが、これまでやってきたのとは違って、大変おおざっぱで、ジャガイモは成長が悪いと思ったら後からでも追肥をすれば「大丈夫、大丈夫」と言っていた。
そして我が家のジャガイモは何だか軸ばかりが徒長しており、本当に「大丈夫かな」と追肥をしながら不安になっている。
9月9日に大根、9月10日に白菜をまいた。
大根は直播にしないと育たない。
点まきで2列蒔いた。
白菜は移植に適応するけれど、今年は直播して条まきに2列蒔いた。(写真)
ただ、9月の暑さは、我が家の白菜、大根にも影響があったようで、いつもの年とは違って明らかに元気がない。
10月に入って、春菊、サラダ菜、ベビーリーフなど育苗箱に蒔いて、先日畑に移植した。
10月20日ほうれん草を蒔き、10月22日玉ねぎ100本を植えた。
今は、絹さやえんどうをビニールポットに蒔いて芽が出るのを待っている。
これで冬春野菜の準備は整った。
今年は超暖冬という予報が出る中、さて、この環境変化は各種の野菜にどのように影響するか、家庭菜園愛好家としてじっくり観察して、これからの作付け計画を練らなければならない。
ということで、この温暖化が進行する中で、家庭菜園簡単おすすめ野菜はモロヘイヤです。
4月末から5月初め、育苗箱にばら蒔きして、数センチ伸びたら、菜園でもプランターでも10センチ弱の間隔で密植栽培してください。
10センチも伸びたら軸と葉を一緒に摘んでください。
摘んだ後にはどんどん新しい葉が出てきます。
ボール一杯採ってお浸しにして食べる。
一袋200円ほどの種で、9月末まで食べられます。
野菜高騰にはモロヘイヤです。
今年はシーズンが終わりましたが、来シーズンにはぜひチャレンジしてみていただきたい野菜です。
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