中古パソコン購入奮闘記パート3

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               タピアンかな

 

前回5月28日のブログ「中古パソコン購入奮闘記パート2」で書いたように、当時の症状は販売店の指示通り、スタート→設定→更新とセキュリティの画面を出し、WindowsUpdateが最新の状態になっていることを確認し、完了したらパソコンを再起動して修復しているかを確認してくださいとの指示に従い、進めたところ回復したので一安心した。

 

ところが、8月17日メールをしようと文字入力のキーを押した途端、再び「rrr……」がとどまることなく続く症状が出た。

これはウイルスが影響しているのではないかと素人は判断し、ウイルス対策ソフトを探したが、張り付いているはずのデスクトップにアイコンがないことに気が付いた。

アプリ一覧などにも見つからない。

 

ふと思いついて、ゴミ箱を見てみようと探すと何とゴミ箱に入っていた。

ゴミ箱から取り出して再びデスクトップに張り付けて、症状は回復した。

翌日再びウイルスソフトがないとカミさんが気が付いた。

今度はゴミ箱にもないという。

これはウイルスの仕業だろうと、我々夫婦は推測するに至った。

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彼岸花、今年は少し遅いようだ。



ということで今度は、ウイルス対策ソフト会社に電話で問い合わせたが、受付から担当者までの待ち時間が長すぎて、電話での相談を断念した。

 

その日の夜、ウイルス対策ソフト会社にメールした。

翌日、担当者からのメールには、何かのウイルスが原因でその症状が出ているのかどうか確認するということで、検証する方法が書かれていた。

ただ、そのころにはキーボードのすべてのキーが全く効かなくなっていて、指示された数字も打ち込めない状態だった。

 

その旨をメールで伝えると、スクリーンキーボードなる存在を教えてくれた。

初めて聞く言葉だった。

 

指示の内容は、ウイルスソフトが機能していないかどうかを確認するために、現在使用しているウイルスソフトはいったん取り出して、新たにソフトを入れる作業をするということだった。

数字の入力作業は、その作業をするためのサイトにたどりつくためのものだった。

画面に取り出したスクリーンキーボードに数字を打ち込み、指示通りアンインストール、インストールを実施した。

 

その結果、ソフト会社の担当者からはウイルス対策ソフトは正常に稼働しており、この症状はウイルスが原因ではないとの回答があった。

そして、原因をはっきり特定できたわけではないが、中古ということであれば、製品の経年劣化が考えられるということだった。

中古であっても、全国展開しているようなしっかりした販売店なら対応してくれるはず、連絡してみればというアドバイスをもらった。

 

文字で書くとあっさりとした印象を受けるけれど、何度もメールでのやり取りを繰り返し、親切丁寧に教えていただいたことに感謝した。

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白い彼岸花も咲いている



そこで、この中古パソコンの販売店に再度、問い合わせをした。

5月に一度相談したこと。

その時は指示通りの方法で改善したこと。

ところが今回再び症状が出て、パソコンと同時に購入したシステム修復ディスクなどで修復に努めたが、改善しないなどメールで伝えた。

 

売店からはすぐに連絡がきた。

製品は返送してほしい。

前回、相談されているので保証期間は過ぎているが、保証期間内対応をする。

返送の送料は着払いでということだった。

 

その数日後、

「お客様の連絡通り不具合が確認されました。キーボードを交換し、再セットアップをし、アップデートを行いました。最終チェックを行い正常に動作することを確認しました。」ので本日、発送しますというメールを受け取った。

もちろん、深いお詫びの言葉も綴られていた。

 

今回の件、元々中古品であり、不具合や不適切なことも起こるだろうと想定していたので、それほど驚くことはなかった。

某大手携帯会社などのような木で鼻をくくったようなルールブック通りの答えではなかった。

機械相手だけれど人間的な相談のやり取りに、温かいものを感じた。

 

機械は信用できないけれど、扱っている人たちが客の立場に立った誠実な対応をしてくれるなら、中古パソコンも存外悪くはないと思った次第です。

 

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