先日、実家の家じまいに伴って帰郷した際、あれほど「今、なぜGOTOトラベルキャンペーンか」と批判していた私が、いざ利用する機会ができたとたんに、これを活用しないでなるものかと、ほぼ抵抗なくこの制度を受け入れた。
すみません。
当初は旅行会社を通じないと手続きができないように思っていた。
けれど直接ホテルに聞いてみようと電話すると、いとも簡単に、「直接、宿泊先で承ります、宿泊料の35%が割引きとなります」と教えてくれた。
また地域共通クーポンも宿泊料15%分が使えますということだった。
宿泊時の飲酒代金にも使えますという。
酒好きの私にとっては願ったりかなったりの制度となっているではないか。
ということで1泊2日の、私としては観光気分ではなく、特別な用事:公用のためと注釈をつけての利用となった。
一泊2食で12000円ということだったが、バイキングになるというので、会席を希望すると、会席はマツタケ会席しかないという。
この際、割引があるので、2万円也のマツタケ会席宿泊プランをとった。
びっくりしたのは、当日近畿地方の小学生の修学旅行の一団と一緒になったことだ。
修学旅行生の宿泊予定は聞いていたが、時節柄近郷のしかも小規模な団体だろうと思っていた。
コロナ感染地域から、他府県に修学旅行とは!!
私の中学生の孫のところはすでに中止が決定されている。
でも大食堂で教師が生徒に話す諸注意やそれを聞く生徒の態度、そして整然と行動する生徒の姿を見ていて、コロナ禍の修学旅行も生きた教育として意義があり、大きな思い出として残るだろうなと思った。
マツタケ会席のほうは期待に反した。
マツタケ入りすき焼きは、スライスしたマツタケが一枚入っているだけだった。
マツタケの土瓶蒸しやマツタケご飯はカミさんには好評だったが、マツタケ会席と銘打った割には見せかけの、GOTOトラベルキャンペーンに便乗したぼったくりのように思えた。
一方、地域共通クーポンは前述したようにお酒代に充当できるのがいいと思った。酒代は〆て3000円也、クーポンとして6000円頂いたので、3000円分の土産物代が出た勘定になるのだが、実は前夜の酒代のことをすっかり忘れてしまって、計算しながら6000円全部お土産代に充てて、結局、酒代は持ち出しとなった。
得てしてこうしたもんだ。
また、クーポンの使えるお店が私の行ったところでは極端に少なく、泊まったホテルともう一か所だと教えてくれた。
クーポンは隣接する都道府県であれば加盟店で使えるが、一泊2日であればその2日間で使わないといけないので、結局、短い旅であれば宿泊したホテルで使うしかないように思った。
しかし、なぜ加盟店が少ないのだろうと小売業の知人に聞いたところ、手続きが複雑でお店の側が敬遠しているのだと教えてくれた。
またホテルのコロナ対策は、チェックイン時の検温、アルコール消毒液の利用、バイキングで料理を取る際のビニール手袋の使用、従業員のフェイスガードの着用、フロントや食堂での飛沫感染防止のためのアクリル板の設置など様々な工夫がなされていた。
また、レストランや大浴場を修学旅行生が利用する時間を記したメモを配布するなど、配慮が行き届いていた。
こうしたきめ細かい対策が意外と新型コロナ対策には有効なのかもしれないと思った。
しかしこれらの配慮があればあるほど、コロナ禍の現実に引き戻されることも事実だ。
いずれにしても、このGOTOトラベルキャンペーンはお得感満載ではある。
使ってみたら病みつきになりそうだが、結局は、暇と金のある人が得をする制度であり、汗水たらして働いている人には縁がないのかもしれないと思った。
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