秋はお酒が似合う季節だ。
十五夜お月さんを眺めながら一献傾けるのもよい景色だろう。
先日、ウェブニュースを見ていたら、10月1日は日本酒の日とあった。
今年は9月26日(土)から10月4日(日)までが「日本酒で乾杯Week」として、日本全国で様々なイベントが開かれたとあった。
今年で6回目となるそうだが、全く知らなかった。
若い頃からお酒は好きでよく飲んだ。
もしもお酒が飲めない体質だったら、お金もよくたまっただろうし、思い出したくもない恥ずかしい失敗の数々もなかったろうと思うが、酒が飲めない人からは、お金の使い道はいくらでもあり、簡単に溜まるものではないし、お酒を飲みながら会話が弾む付き合いができるのがうらやましいと言われた。
我が一族は呑兵衛が多い。
血族をたどると、男女に限らずお酒の飲めない人を思い浮かべることができない。
ということで、10年前から続いている、母方のいとこ会男子部5名は大酒飲みばかりだ。
今年は新型コロナの影響で旅行中止を余儀なくされた。
その引き換えに提案されたのが、愛飲するお酒を交換する「もんげー交換便」だ。そして、集まったのが、弓張鶴、紀元、真澄、久保田、澤乃井などの銘酒。さらに、先日たまたま出合った元の職場の同僚に、あなたはお酒が好きだからと友人から頂いたという八海山大吟醸45を棚ぼたのようにもらった。
八海山のホームページで調べてみたら、これが今年8月20日に新発売されたお酒で、もちろん飛び上がって喜んだ。
このお酒は「少し特別な日に愉しめる、少し高級な日本酒」とあった。
そしてもう一つ。
9月のある日、デパートのお酒売り場を覗いたら、10名様に焼酎6本セット当たりますという広告表示があった。
それで、用紙に住所、氏名を書いて投函しておいたら何と当たったという連絡があった。
その焼酎の中に「魔王」という有名ブランド焼酎があったのだということを当たってから知った。
といっても、お酒の銘柄を覚えるような趣味もなく、まして焼酎の分野で高級酒と知っているのは「森伊蔵」のみ。
以前から飲んで覚えているのは薩摩白波やいいちこ、二階堂くらいだ。
その上、抽選で当たったとはいえ、6本15000円超で買うというのも後から知った。
因みに魔王は10000円以上する入手困難なプレミア焼酎というから、これは権利を放棄するわけにいかないとお小遣いで買うことに決めたのだった。
でも、「八海山」と「魔王」を飾ってみるとなかなか風情があって酒呑みの幸福感に浸る。
しかし、これは「いい日」「特別な日」にとっておこうと思った。
とりあえずは多くの銘酒に囲まれて家呑みのだ。
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