5月8日午前6時頃からウオーキング。
宿のすぐそばに氷見番屋街があり、今日の昼食をとるところなので一巡りしたが、まだ閉まっていた。
足湯も8時30分からと確認して氷見海岸の整備された遊歩道を歩いていると、校長先生がゆったりしたジョギングスタイルで向こうからやってきた。
校長先生は50代から始めた素人ランナーだが3時間を切る記録を持ち、60代後半になった現在でも各地のマラソンに参加し3時間30分前後で走っている。
校長先生は私に付き合って、遊歩道が終わるところまで一緒に歩いた。
片道1キロくらいの距離。校長先生はその先の出崎のところまで3周したと言っていた。
MとYはNHK朝ドラ「ひよっこ」のファンで、今朝もこれを見てから朝食という。
二人ともDVD録画機など持っていないようで生放送で見ないとなあと言っていた。
因みに、前作「べっぴんさん」の評価は皆、最悪ということだった。
まあそんなに難しい評価でもないが、平均視聴率20.3%は「カーネーション」(19.1%)よりも上とは解せぬ話だ。
それから、朝食。
朝からお酒をたっぷりいただいて、愛嬌一杯の若女将に送られて9時過ぎチェックアウト。
それから、番屋街のお店を一巡りし、そのあと足湯につかる。
風は強かったが空は真っ青に晴れて心地よい。
何しろ12時の昼食まで2時間以上ある。
足湯で30分以上おしゃべり。
そして番屋街にある無料休憩所で無料の番茶や緑茶を飲みながら四方山話。
漸くお昼時になり、最初、回転ずしのプランを立てていたが、昨日から魚はよく食べたと氷見うどんに変更して、池永亭という、うどん店に入り、天ぷら盛り合わせとざるうどん注文。
勿論、生ビールと冷酒も。
ただ、今日のお昼は比較的抑え気味に飲んだ。
お土産は白エビせんべいと氷見名物のきんつば。
番屋街のバス停に行くと氷見駅行はまだ少し時間があった。
案内係のじいさんが気を利かせてくれて「高岡に行くならバスがすぐ来るよ。」と教えてくれた。
高速路線バスで、多分時間的にも料金的にも安上がりということになり当初のプランを変更して高岡行バスに乗り込んだ。
高岡駅には1時すぎに到着。
今夜の宿はビジネスホテルα1。
チェックインは午後3時からというので、荷物を預けて、ご一行はカラオケに向かった。
何しろカラオケ大好き人間たちなのだ。
入ったカラオケ屋は「まねきねこ」という。
カラオケ店にはあまり行かないので、知らない店だったが、Yは会員だと言った。
それから3時間あまりよく歌った。
でも、みなお酒は控えめで韓国焼酎のボトルを一本開けた程度だった。
5人とも新しい歌は全く歌わない。
昭和の歌ばかりで楽しく歌ったが、点数ばかりが気になって落ち着かない。
やはり、MとYが点数は高い。
カラオケの機械の特性も連中、よく心得てるように思った。
5時前にチェックインして夕食は6時に集合することになり、今日は皆ホテルのシングル。
Mが、「いくら従兄弟同士とはいえ、一日はシングルがいい」と感想を漏らしていたと校長先生から聞いたが、同感である。
今夜は外食。
高岡駅はペデストリアンデッキになっており、人口17万人の地方の都市にしては立派過ぎる豪華な整備がされていてびっくりした。
このクラスの都市で市内電車(万葉線という)も持っており、江戸時代加賀百万石の支配下の中で、培われた経済力、文化力、総合力が今も脈打っているように思われた。
高岡市の市電が走る商店街も立派な作りで、どうやって人々は生きているのかと疑問に思うところもあった。
多分、中央の巨大資本がまだ多くは入ってきていない、独立した経済圏が保たれている状況にあるのではないかと想像した。
しかし、北陸新幹線の開業とともに、その波は瞬くままに押し寄せるのだろうとも想像した。
今夜の居酒屋は校長先生が2,3プラン用意していたのではないかと思うが、付いて行くものは土地不案内でもあり、美味しければどこでもよいというスタンス。
大通りから少し右を見て、「あの看板がそうだろう」Mが声を出して、そのままついていったら、居酒屋炭火焼「庄八」があった。
店に入っていく先客の若い女性に、Yがいつものように「ここおいしいですか」と声をかけた。
「私も初めてなんです」とつれない返事。
もう迷っても仕方がないと続いてのれんをくぐった。
2階の座敷に通されて、出されたお通しの豆腐の味付けが美味しい。
これはうまい店だと思った。
冷酒立山、勝駒などどんどん注文。
今夜もよく飲んだ。
でも最初のころから比べると、みな抑制が効いてきたように思った。
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