三日目 朝から雨。
ただ、波は穏やかで、本日予定のクルーズ船クマノミ号によるお魚ウオッチングはできそうで、朝食の前に予約する。
朝食はセイルフィッシュカフェのバイキング。
今夜の琉球民謡ショーの舞台の近くのテーブルで朝食をとる。
メインダイニングのフォーシーズンに比べて、通路が狭く落ち着かなかった。
9時30分クマノミ号乗船。
船室は乗客で一杯だった。
沖合の漁礁まで行くと、船室は海中に1~2mくらい潜水し、ガラス窓から遊泳する魚の群れを鑑賞することができる。
水族館で見る魚とは違った臨場感があった。
これまで何度か乗船したが、魚種が豊富で魚の数も最多だった。
以前は一匹もいなかつたこともあった。
雨は強くなったり弱くなったりを繰り返した。
今日は午前中はゆっくりしようと我々は部屋で、ひと眠りした。
ベランダに出て望遠鏡をのぞくと、イルカのいけすでイルカの調教をしていた。
昼食は1時から「彩」で和食を食べる。
以前に比べて味が落ちたような気がした。
カミさんも同感だった。
午後からは晴れたので、予定していた海中道路と勝連城に行くことにした。
ただ、校長先生はかみさんの調子がよくないのでホテルライフで休養することになった。ということで、本日は我々夫婦と姉様たちの4人で出発した。
今日は天気も良くなったので有料道路を使わず国道58号線を南下することにした。
走ってみて気が付いたが、58号線を使うと、嘉手納や普天間の広大な飛行場があるため、なかなか西海岸から東海岸に横断できる道路がなく、嘉手納まで南下して迂回して海中道路へ北上するという遠回りのルートとなった。
海中道路は海の中に埋め立てて築造した道路だった。
調べてみると、元々本島と島とは浅瀬でつながっていて、水陸両用のトラックが往来していて、現在のような堤防上の道路となったと書いてあった。
船舶航行のための橋が1か所、潮流確保のための水路が2か所設けられているとあった。
直線まっすぐな道路は走りやすかった。
向かいの島(平安座島)に渡ってすぐに右に登って行く橋梁があった。
浜比嘉島にかかる浜比嘉大橋を渡る。
校長先生が関心を示していたので、ホテルまで行く。
ホテル浜比嘉島リゾートでコーヒータイム。
喫茶室から望む太平洋の眺望は素晴らしかったが、離島の一軒家のホテル空間では、子供連れには寂しすぎるように思った。
下の姉さんが隣に座ったお客さんと話していた。
隣のご老人客は地元沖縄の人たちだった。
勝連城は2度目となるが、前回の記憶はまたもや霧の中だった。
従って私はあまり期待していなかったが、姉様たちは大喜びで、健脚を競いながら登った。
ただ、あまり期待していなかったとはいえ、2度目の登城は強く記憶に残った。
帰りは東海岸を通りうるま市石川を抜けて帰ろうと思っていたが、ナビは来た道を案内して、再び回り道コースとなったが、意外に早く戻ることができた。
戻って、フォーシーズンのディナーセット8000円を予約する。
午後7時30分から旅行最終日の晩餐会。
アルコールメニューはビールグラス1100円、ワインはボトル6000円~でいっぺんに気力が萎えた。
でも気を取り直して、ビールと7500円のフランスワインを注文。
コース料理をいただいたが、やはり慣れないことはするもんじゃあないと後から大いに反省した。
それにしてもあのメイン料理のアグー豚は何なんだと怒りがわく。
硬いし、味もあるのかないのか不明瞭、結局、メインダイニングでは裾のコースに力が入っていないことがわかったけれど、こんなことではお客は入らない。
因みに今夜の客は我々ともう一組鉄板コース(12000円)の二組しかいなかったことからもわかる。
以前は、値段もそれなりにリーズナブルで大勢の客で活気があったが、これでは成り立って行かないだろうと思った。
最高のお客は最高のホテルに行くのだ。
ルネッサンスのコンセプトはファミリーであり、ファミリー達が少し贅沢をしたいホテルということを大事にしないといけないのだと強く思った。
皆さんに全く申し訳ないことをしたと反省しながら、でも、この反省は次回、校長先生がこのホテルを一族の宿泊先にしたいという意味では、いい経験になったのではないかと心の中で弁解した。
本日のフォーシーズン72468円で一人約12000円だった。
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