懐かしい日々(その2) 函館旅行二日目

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函館山山頂

5月7日(月)昨日とは打って変わって今日はよく晴れた。
校長先生は晴れ男、次姉は晴れ女とのこと。
初めて聞いた。

朝のウオーキングは、一人で函館山ロープウェイ乗り場から桜が残る配水池沿いを元町公園に抜けて新島襄記念碑を通って緑の島まで歩いた。
緑の島に入るゲートが閉まっていたので引き返そうと向きを変えたら、私と同い年くらいの夫婦連れのウオーカーが声をかけてくれた。
「通用口から入れるんですよ」と教えてくれた。

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新島襄記念碑


この島の由来を聞くと,函館湾の浚渫土砂で国が造ったので国管理であるとのことだった。
橋を渡ったところまで一緒に歩いて、遠景の魚市場や函館区公会堂など教えていただいた。
それから別れてホテルに戻った。

部屋の前で姉様たちにあった。
姉様たちはウオーキングを終えて温泉に行ってきたところだという。
私はこれからひとっ風呂浴びる。

7時30分から朝食。
カミさんが朝食券がないという。
だいぶ探したが出てこなかったので、食堂に行き係員に失くしたことを告げたが、部屋ナンバーを確認しただけで、何の指示もなかった。順番が来てそのまま入室した。

口コミではここのバイキング朝食は大好評だ。
確かにメニューが豊富、新鮮、美味しいということで食が進んで、食べ過ぎた。
バイキングなので、ウニを期待したが、流石にウニはいなかった。
それでもこの朝食バイキングは種類豊富な上に、本当に美味しい。
宿泊客はこれは満足だろうと思った。

部屋に戻ってからカミさんは朝食券を探していたが、別のバッグから出てきた。
年を取ると大事にしまい込んでどこにしまったか忘れてしまう。
お袋もよくバッグをごそごそやっていたことを思い出した。
朝食券を食堂に返しに行くと、係員のほうが恐縮した態度だったというから、失くしたことについては不問にするつもりだったのだろうと思った。

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市電で五稜郭


9時過ぎホテル出発。
本日はまず市電で五稜郭に向かった。
五稜郭タワーに上る。
コロナ禍の今と違って中国人が非常に多かった。
どこの観光地にも中国人があふれていて、今では懐かしい光景だ。

五稜郭タワーを降りてから五稜郭内を半周する。
八重桜や枝垂桜がちょうど満開だった。

それから歩いて六花亭の函館店に行く。
これも校長先生が事前に調べていたのだろう、迷うことなく案内してくれた。

六花亭はケーキやお菓子、ソフトクリームなどを頼むとコーヒーは無料なのだと聞いたが、このサービスも5月一杯で、6月からは有料となるという話だった。
コーヒー無料は六花亭らしい、いいサービスだと思うんだが、時流に逆らって頑張ってほしいと思った。

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トラスピチヌ修道院



六花亭を出てバスでトラピスチヌ修道院に向かった。

トラピスチヌ修道院は庭園内を散策するだけというので大して期待していなかったが、誠にいい天気と清潔で静謐な園内、ちょうど桜が満開というロケーションも良くて大変満足した。

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園内にはこのような像がたくさん


それから再びバスに乗り函館駅まで行き、乗り換えてホテルに戻った。

ちょうど3時過ぎ、ホテルの隣にあるラーメン店「あじさい」で塩半ラーメンを皆さん注文して夕飯までのつなぎとした。


午後5時30分のバスで函館山に上る。
バスは夜景見物の観光客で満員だった。
半分以上が中国人のような気がした。
以前、大学の同期会で来たときは往復ロープウエイを利用し、山上のレストランを貸し切って、同期会の会場としたことをカミさんに話す。

山上は冷たい風が吹いて寒かった。
日没は6時40分、完全に暮れるのは7時過ぎということで、日没を待たずに下山。
従って帰りのバスはゆったりと座れたが、100万ドルの夜景が見られず、夜景を見ながらの3時間のパーティーに浸った私の体験を聞きながらカミさんは悔しがった。


今夜の夕食会場の料亭「冨茂登」に校長先生の案内で行く。
全くよく調べているものだ。
本日は和食のコース料理。
やはり素材が新鮮、そして料理人の美的センスと板前の腕が光って、出てくる料理を堪能した。
美味しい夕食だった。


今夜は函館ワインを一本と熱燗を頂いた。

 

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