健康に関する三つの気になる話

 

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新型コロナウイルスが日毎に拡大している。

新型だからまだ予防ワクチンはできていないし、これまでのマーズやサーズ発症の経験則に照らし合わせて、経過を見ながら対症の方法を探って行かざるを得ないようだ。

従ってどれほど拡大していくのか世界中がある意味固唾を飲んで見守っている。

 

ということで、こうした場合の防衛策はマスクとうがいと手洗いの励行という昔ながらの基本をやっていくしかないようだ。

 

ところで、今回の一つ目の気になる話はうがいのことだ。

以前聞いた話では、うがいという行為は喉をガラガラとうがいしてもあまり効果はないと言う医師の意見があった。

少しくらいうがいしても病原菌が排出される量は知れたものだとその医師は言っていた。

うがいなどではなく、うがいの水を全部飲み込むのがいいという。

どんな病原菌でも胃の中に入ると強力な胃酸にやられてしまうのだということだった。

なるほどと思いながら本当だろうかとも思った。

 

もう一つは、歯磨きの話。

歯磨きで最も効果があるのは朝起きた時に歯を磨くことなのだそうだ。

口の中には1000種類もの細菌がいて、睡眠中に繁殖するという。従って、起床時に歯磨きして洗い流すのがいいのだそうだ。

 

食事の後ももちろん歯磨きは重要となるが、特別効果があるのが寝起き一番の歯磨きだそうだ。

最初の一つ目のうがいの話と合わせると、歯磨きの際のうがいも、うがい水は全部飲み干してしまえばなお一層いいのではないかと思ったが、それは言っていなかった。

 

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三っつ目は、これはご存知の方も多かろうと思う。

慶応大学医学部元講師の近藤誠さんが唱える真正のがんとがんもどきのガンの話だ。

 

がんと診断されるがんには2つの型があって、死に至る進行性のガンと放っておいても進行しないがんがあるという。

現在の医学は進行するがんも進行しないがんも一緒くたにして手術や放射線治療抗がん剤治療などを行っているという。

進行しないがんに対して、手術をして抗がん剤を投与することによって、逆に体力を奪って死に至らしめているというのだ。ただし、近藤理論では進行するガンはどんな治療を施しても完治は困難であり、手術や抗がん剤放射線治療による悪影響が寿命を縮めるというのだ。

 

なるほどと思うところはあるが、あなたのガンはガンもどきのガンだと言われて、「わかりました」と治療をやめてしまう勇気もなかなか出るものではないだろう。同じように、進行性のガンだから治癒の見込みはなく苦しい治療が却って死を早めると言われてもベストの治療を求めて一縷の望みをかけてしまうのではないかと私は思う。

 

がんに関しては先日、1滴の尿からがん細胞がわかる検査法が確立したというニュースを聞いた。

今後は胃カメラも血液ガンマーカー検査もPET検査もなくなるのかと思ったら、がんの発症はわかるが、どこの部位に存在するのかはわからないらしい。

従って、がん細胞がどこにあるかを探す検査は続くのだそうだ。

 

一方で不治の病と言われてきたガンも様々な検査法、手術法、治療法が展開されてきて、今やがんの告知は当然のこととなっている中で、いまだにしっかりとした反証ができない近藤理論に対する医学界にもどかしさを感じざるを得ない。

 

いろいろ言われても我々は何を信じていいのか、それが問題だ。

 

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