地球号は何処へ行く

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        馬酔木(あせびの花芽も膨らんできた)


暖冬だという。

確かに今年は今まで暖か過ぎた。

この2,3日は少し冷えて来て、今日は今冬初めて当地でも氷が張った。テレビで気象予報士はこれから少し寒い日が続くと言っていたが、立春を過ぎたから、三寒四温で春に向かって行くのだろう。

 

春に向かって国会でもいよいよ「桜を見る会」の茶番の真相が明らかになる日が来るのだろうかと期待してしまう。

 

こうした異常ともいえる温暖化を体験しながら、「桜を見る会」とは別の危機意識を持ったのは私だけではないだろう。

地球や人類の破局を予感させる最近の事例を考えてみた。

 

一つはオーストラリアの森林火災だ。

昨年8月ごろ発生していまだに燃え続けている。

日本の国土の半分を焼き尽くしているというから想像を絶する。

これまでに30人以上が焼死し、3000棟以上の住宅が焼失、10億匹の哺乳類、鳥類、爬虫類の生命が失われたという。

 

日本からも自衛隊の輸送機2機が1月15日救援物資の輸送支援のために出発した。

でも、一方でテニスの豪州オープンは予定通り開催されており、地元の危機意識はあまりないのかしらとも思う。

広大な国土を持つオーストラリア人の意識はやはり日本人とは違うのかなと、これはこれでちょっと心配になった。

 

気になった自然現象の二つ目は地球温暖化が進み、北極圏の氷は2030年には消失してしまうという記事だった。

北極の氷が解ければ太陽光が反射されなくなり、吸収される熱の量が増えることで、温暖化を制御できなくなる「転換点」を超えるのだという。

こうなると人類の英知など何ほどの力にもならないだろうと素人でも推測はできる。

 

三つ目は地球温暖化とは直接関係はないのだろうが、最近の日本周辺の地震の多発だ。

震度5以上の地震の回数を年代別に見ると

 

1970年代16回、

80年代20回、

90年代45回、

2000年代129回、

2010年代147回と2000年代以降突出している。

 

南海トラフ(東海、東南海、南海地震震源域)での30年以内発生確率は2018年1月1日時点70~80%、首都直下地震の発生確率は「今後30年で70%」と言われている。

こうした確率を突き付けられてもあまり大騒ぎにはなっていない。

多くの日本人が東京、大阪、名古屋という大都市に集中して住み続けている。

この楽観主義はどこから来るのだろうか。

 

確かに今さらじたばたしてもどうなるものでもないと達観してしまうしかないのかも知れない。

 

ただ、今回の新型コロナウイルス発生の右往左往ぶりを見るとそれほど達観しているわけでもないようだ。 

新型コロナウイルスの場合、毎日のニュースを見ながら手を洗い、うがいをして、マスクをするという身近な防衛をすることから恐怖の現実が見えてくるのだろう。

そうした意味では、直前に迫る危機と漠然とした近未来の危機の受け止め方に違いが出るのは仕方がないことだとも思う。

 

 しかし世界の指導者は豊かな想像力と鋭い発想力を持ってもらわなければ困る。

相変わらず、国家と民族と宗教などの対立に終始する中で、世界中、四方八方から発生する各種の天災、人災に対応する能力が人類にあるのかと世界の指導者の顔を思い出しながら疑ってしまう。

今こそ小異を捨てて大同につくの諺のように人類は、地球号を守ることで一丸とならなければ破局に向かうしかないだろうと老い先短い老人は眺めているしかない。

 

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