野生動物との遭遇

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アナグマだろうか

もう15年くらい、一日1万歩を目標にウオーキングを続けている。

 

県庁所在地から15㎞くらい離れた小都市の住宅団地、1周2㎞くらいある割合大きい団地に住み、住宅団地のアップダウンのあるコースや古墳時代から奈良時代に続く遺跡群の残る古代山陽道や田舎道を歩く。

 

先日、顔見知りの地元の農家の奥さんに声を掛けられた。

「ちょっとちょっと、これ見てえ」と指差す方向を見ると、大きな石のようなものが見えた。

よく見ると獣の死骸だった。

 

「何だろうかねえ」と聞かれた。

「イノシシじゃないかねえ」と答えたが、あまり自信はなかった。

 

現役のころ、仕事の関係で死体確認に警察に呼ばれて立ち会ったが、死人になると時々会う程度の人の顔の様相が違って見えて、即座に答えることができなかったことを思い出した。

むろんイノシシと人間を比較するわけにはいかないのだが。

 

それでも後日、奥さんから「やっぱり、あれはイノシシだったわ。役場の人が来てくれて処分してくれた。あれが道路上だったから役場がしてくれたけれど、庭だったらその家の人がしないといけないと言ってたわ。」ということだった。

 

 

それにしてもイノシシに遭遇したのは、これで4件目だ。

 

一度は駐車中の車の傍から、突然飛び出してきて藪の中に姿を消した。

ほんの1メートル先の出会いで肝を冷やした。

もう一つは、団地内の幹線道路に飛び出して、車に轢かれて死んでいた。

先日も、褐色の立派な姿のイノシシを300メートル先に望見した。

 

以前、畑の通り道で出会った女性が「最近、野菜を荒らされて困っていたんよ」と言って指差した。

獣の死骸はハクビシンだと教えてくれた。

 

昨年は、ウオーキングの最中に、池の土手下からよろよろとした足取りで、現れた小動物がいた。

狸の子供かと思ったがアナグマかも知れない。

 

 

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