翌朝5時30分過ぎに目が覚めた。
前夜久しぶりによく飲んだが意外と二日酔いはなかった。
今日は9時から川舟乗船のチケット購入に行く必要があるので、その場所の確認を兼ねて、ウオーキングに出かけた。
途中、見かけた花の写真を撮りながら、美観地区を流れる倉敷川に向かって歩いた。
ホテルから直線だと6~7分の距離だがウオーキングを兼ねてだから回り道をして歩いた。
一応乗船場を確認して、3000歩ほど歩いて部屋に戻ると、男性陣が集まっていた。
缶ビールを開けて起き付けの一杯を飲む。
そして、朝食会場に向かい、ここでもビールを注文。
ジジイたちは何処まで行っても、粋がって酒を飲もうとする。
朝食はバイキング。
バイキング料理を酒の肴にビールを飲み、ご飯を平らげた。
それから、部屋に戻って冷蔵庫を点検すると缶ビールがまだ4本残っていた。
これを飲んでしまわないと終わらないと、呑兵衛はフキの佃煮やアジのかば焼き風付きだしなどでお相伴する。
川舟のチケット販売は午前9時からで、幹事は忙しい。
川舟乗船場に行くと船頭がいたので、聞くと向かいのビルで売っている、9時からだ、今から並ぶと10時に乗れると教えてくれる。
すぐに、行列に並んだが、10人ちょっと並んでいたので、ひと舟6人乗りだから、2艘に分かれてちょうどいいと頭の中で計算した。
9時ちょうどにチケット販売が始まった。
ここは予約はとらないということで、皆さん平等に並んで買うことになる。
ただ、船は1回に3艘出るという。
そのため、6人分9時30分に乗り、残りは10時乗船となった。
お陰で私は案内人として宿と乗船場を4往復する羽目になった。
とりあえず12人並んでいるから、順番に行くと、9時30分には6人分がなるので、レディファーストで女性が先に乗船することにした。
ホテルに戻ると女性陣はロビーで待機していた。
すぐに、乗船場に向かわないと時間がない。
日頃ウオーキングで鍛えているとはいえ、今日はちょっとしんどい。
女性陣を送って行ってもすぐに引き返すわけにはいかない。
乗船を見届けると、石橋まで急いで行って奥様方の乗船写真を撮らなければならないのだ。
写真数枚をとり、とりあえず記念写真は撮れて一安心。
このブログは幹事奮闘記だ。
そして、再びホテルに戻り、男性陣を連れて、乗船場に10時5分前に到着し、女性陣と交代した。女性陣も男性陣の乗船風景を撮ってくれる。」
倉敷川川舟遊覧は高々20分ほどの舟遊びだが、乗ってみて20分くらいが飽きることなく、船頭さんの説明やジョークなど聞いていると少し物足りない時間で終わってしまうが、これくらいがちょうどいいように思った。
以前行った近江八幡の水郷巡りは60分から120分、あれも3~4回乗ったけれど、のんびりした気持ちになりつつ、飽きてしまう感も残った。
まあ4回も乗れば飽きてしまうだろうけれど、という感想。
そして、部屋に戻り11時のチェックアウトまで応接セットの移動や部屋の片づけ、帰り支度などする。
中小企業の社長をしているK君が朝早くからビニール袋にごみを入れて何度もごみ集積場に運んでいた。
長いこと付き合っているけれど知らない一面を見た。
やはり企業の社会参加や社長としての率先垂範が身についているのだろうと小人閑居している後期高齢者は現役後期高齢者の行動に痛く教えられた。
ホテルフロントにホテル玄関での記念写真の撮影をお願いする。
こういう時に図々しいのが女性陣だ。
我も我もとスマホを差し出した。
見習いホテルマンは一生懸命、かわるがわるのスマホのシャッターを押し続けてくれた。それから、車でやってきた男性は車にみんなの荷物を載せ、車で行きたいという女性二人を乗せて、お昼の会場に向かった。
残った仲間は日差しが強かったけれど、倉敷駅前から美観地区に続く涼しい商店街のアーケードの下を15分ほどぶらぶら歩いた。
お昼はデパート6階のレストラン街で、うどん定食など食べる。
ここでも男性陣はビールジョッキを傾けたのだ。
来年は故郷でやろうと誓って、亥の子会イン倉敷の旅を終えた。
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