今年のいとこ会男子部の旅行は延期を重ねながら様子を見ていたがどうにもコロナが収まらず、とうとう断念した。
我々は太平洋戦争の敗戦により、男たちの復員とともに生まれた、いわゆるべビーブームの団塊の世代。
両親双方の従兄弟をカウントしたら団塊の世代だけでも10指に余る。
男女のいとこ全員となれば30人はいる。
そこで10年ほど前、退職を迎える頃、母方の従兄弟が集まり、いとこ会男子部を結成した。
幸いと言っていいかどうか不明だが、たまたま男子は戦後に生まれた団塊の世代ばかりだった。
参加できた従兄弟は8名中5名だった。
そして年1回旅行すると決め、もう10年ばかり続いてきた。
昨年は長崎県五島列島3泊4日の旅で、この旅行記はすでにブログでも報告した。
今年は前述の通り、中止を余儀なくされたので、2年前にさかのぼり、2018年の東北旅行について、遅ればせながら日記をたどりながら書き残しておこうと思った次第です。
2019年7月1日(日)早朝午前5時50分、恒例のいとこ会男子部東北旅行に出発。カミさんに高速バス停留所まで送ってもらい、大阪行高速バス6時01分発に乗車し大阪国際空港に向かった。
8時10分到着。
空港ビルの外縁にあるパルカフェ「Massa」に入り、カツサンドセットを注文。
よく熱したカツサンドがおいしかった。
弟から電話が入り、カフェにいると伝えるとすぐにやってきて、一緒にコーヒーを飲んだ。
9時50分仙台空港へフライト。
天気晴朗、風穏やかな旅行日和となった。
東北地方へは現役の時に青森出張したこと、震災被災地との関係、ねんりんピック宮城大会への参加などで3度あり今回が4度目だった。
仙台空港11時05分に到着。
それから電車で仙台駅に行く。
新幹線中央口で東京の従兄弟S君が手を振って待っていた。
埼玉のM君、Y君はすでに昼飯の番取りをしているという。
お昼は仙台駅中のお寿司屋さん。大変賑わっていた。
刺身など付いて一人2150円。もちろんお酒は別。
生ビール2杯とお酒1合くらい頂く。
今回の旅行の飲食費としてとりあえず一人3万円徴収。
これで今回もグルメと大酒の会である。
仙台駅からは東北新幹線で盛岡まで行く。
小学校の教師だった弟は行きたいところがあるからと宮古で別れた。
後から徳富蘇峰が書いた小説「寄生木」の原案者小笠原善平などの資料を展示した寄生木展示室に行ったことを知ったが、無学な我々には当然知識や意識の外側のことだった。
浄土ヶ浜海岸には100メートルくらいの沖合に石灰岩のような白い巨岩が林立して、遠くまで続いていた。
記念写真など撮っていたら無料バスと書いたバスガイド付のバスがやってきた。
こんな時はYの出番。
気軽に話しかけてシャッターを押してもらう。
それから路線バスのバス停まで無料バスに乗せてもらう。
このバスは浄土ヶ浜に点在する駐車場間の無料シャトルバスになっているとのことだった。
東北の観光地も一生懸命観光客誘致をしているが、やはりいかんせん遠いからか不便さがあるからか観光客は少なく閑散としていた。
特に中国人や韓国人をほとんど見かけなかった。
インバンウンドが叫ばれている今日、稀有な感じがした。
宮古行きバスに再び乗って宮古駅に到着すると、ちょうど弟の姿があった。
本日の泊りはホテルビッグウエーブ1泊5660円也。
シャワーを浴びてすぐに夕食に出かける。
場所は駅前蛇の目本店。
まずはお刺身。私が「ここまで来てのお刺身だから、たくさんでなくても滅多に口に入らないものを食べたいね」と言うと、皆も賛成して、お刺身盛り合わせ8000円を注文した。
ウニ、甘えび、アワビ、イカ、マグロなど満喫した。
それからSが僕は「牡蠣フライに目がないんです」とカキフライを注文した。
最初は岩ガキかと思ったが、牡蠣殻が普通のカキだった。
ただ、冬食べる牡蠣の倍くらいの大きさだった。
冷凍のカキかと思ったが、インターネットで調べると東北では夏でも養殖真カキが食べられるようだ。
ホヤは初めて食べたが、食通のMが「新鮮だからくせがなくておいしい」と言った。満足の東北の一日目の夕食だった。
帰りはお決まりのカラオケ2時間。
ホテルに帰り着くとバタンキュー.
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