3年ぶりに、東京・千葉方面に旅しました(一日目)


5月23日(月)午前5時過ぎ起床。今日から3日間、東京千葉に旅行する。

2泊以上の旅行は2019年が最後で、それからは新型コロナ騒ぎで、旅行は控えていた。

2019年は2月に姉弟4人と連れ合いを連れて6人の沖縄旅行が3泊4日、6月にはいとこ会男子部の5人組での五島列島の旅3泊4日、10月に夫婦で東北旅行4泊5日とコロナを予感するように旅に出たのだった。

 

 

 

岡山空港に到着して、サンドイッチでも食べようと思っていたが、空港のコーヒーショップは午前7時からだった。

我々の飛行機は岡山空港7時15分発で、すでに搭乗手続きが始まっており、7時まで待つ余裕はなく搭乗手続きに向かった。

 

JALを使う場合は1000円高いクラスJを使うことが多い。

1000円で視野が広がる窓際で眼下に広がる海、町、山野を眺めながら、遊覧飛行をしているみたいとカミさんはご機嫌だった。

席数の少ないクラスJは満席だったけれど、普通席は3割程度だった。

10時35分に羽田空港に到着。

 

今回はコロナ禍のため義兄の葬儀に参列できなかったので、少し落ち着いてきたこの時期に故人を偲ぶ会ということで姉弟が集まることになった。

場所は千葉の姉の自宅。

 

 

11時30分過ぎ姉宅に到着。

姉二人と弟夫婦、姉の長女と私たち夫婦の7人がそろった。

姪は高齢者の集まりを心配して都内から助っ人に駆けつけてくれたようだった。

 

亡義兄はT大卒で日本のトップ企業に入り、日本の高度成長期に精力的に働いた。

我々兄弟は𠮟咤激励され、経済的支援も受けながらようやく一人前になることができたのだ。

大の恩人なのだ。

義兄は42歳で病に倒れ、不自由な体に鞭打って定年まで働き、関連企業の役員にまでなったが、心中は察するに余りある人生だっただろうと思う。

俊英でもあったが、大変な根性の持ち主でもあった。

何とか65歳まで働いたが、繰り返し襲われる病に矢折れ刀尽きて、晩年は施設での生活となった。

 

コロナ禍の施設暮らしは、家族とも直接会うことはかなわずリモート面会に終始していたと聞いた。

でも、最後の2週間は病院に入院することができて、妻や子の手厚い看護の中で死出の旅路に着いたという。

コロナ禍で施設で亡くなった場合は、遺体に会うこともできずに火葬場で骨上げをするだけだったというケースも聞いたことがあるが、妻や子の看護する中で、お別れできたことは本当に幸いだったと思う。

 

と言いつつ、偲ぶ会は姪が持参してくれた白ワイン2本を、今日空港から運転をする弟を除く6人が飲み干し、その上に私はビールを所望したところキリンのクラフトビール「豊潤」が出てきてご機嫌で、よく飲んだ。

お料理はトロ尽くしの極上のにぎり、スモークサーモンと生ハムにメロン添えの豪華な副菜に舌鼓を打ち会話が弾んだ。

 

午後2時過ぎ今日中に岡山に帰る弟夫婦を見送り、残った姉弟たちは今夜泊まる鴨川市に向かった。

姪は我々の宴の後の片づけを買って出てくれた。

よくできた姪たち(今日は参加できなかったけれど、もう一人、この旅を計画してくれた姪がいる)に感謝感謝だ。

鴨川館 アプローチ



午後6時ころ外房線鴨川駅に着いた。

今日宿泊する鴨川館のシャトルバスが迎えてくれて乗車した。

鴨川館は鴨川シーワールドの真向かいにあった。

旅館の駐車場はほとんど満車のように見えた。

千葉県も県民割が延長され、国のウイズコロナの方針が鮮明になってきつつあり、人の動きも活発になっているようだ。

もちろん私たちも同族であるが。

 

到着後はまずひと風呂浴びてと早速、地下一階の浴場に行く。

地下には男女日々交代で入れ替わる大浴場が二つあった。

それぞれ「安房八景の湯」「白糸の美肌湯」と名付けられていた。

湯船は温い湯と普通の湯と熱い湯の三つに浴槽が分かれていた。

露天風呂も熱い湯と中間の湯と温い湯があった。

 

露天風呂の熱い湯に入ったが、外に吹く風が冷たく、すぐに出てしまった。

温泉と銘打っていたが、泉質の効能書きがないことに気が付いた。

またお湯に温泉らしい独特のにおいやぬめりがなく、あっさりとしていたように感じた。

翌日の観光タクシーの運転手は、千葉県には火山がなく、本当の温泉はないと説明していたが、そういうことなのかもしれないと思った。

今日のメニュー



さて、食事のほうは、館内の個室料亭「よしだや」での会食。

大きなテーブルに椅子席。

貸し切りと言う感じで落ち着いて食事、会話が弾んだ。

私たちの担当の女の子は見習いの札をかけていて、お料理を配り終えると、ようやく覚えたセリフを頭の中で原稿を読むように言葉にしていたが、なかなか初々しくて、ほほえましかった。献立は写真に掲載した通りだが、おつくりの中央は大きないさき一匹が飾られ、その周りにマグロやタイ、アワビなど配置されていた。

イサキは地元でとれたてだろう。

赤みが光って、おいしくいただいた。

金目の煮つけ

かずさ和牛のローストは肉質の良い柔らかさが伝わってきておいしかった。

お昼たくさん飲んだので今夜は控えめに生ビール(中)、柚子酒など、私はそれに加えて、地元亀田酒造の大山千枚田と壽萬亀を飲んだ。

今日もよく飲みました。(続く)

 

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