ついに来たか、株価暴落 どうする素人投資家!

ナデシコの一種だろうか



 

7月31日、日銀は金融政策決定会合で政策金利を0.25%程度引き上げることを決定したばかりだった。

週明け8月5日月曜日、東京株式市場日経平均株価は前週末の終値より4451円28銭(12.40%下落)安い、3万1458円42銭で終えた。

下げ幅は過去最大となった。

その後始まった米国市場も景気減速懸念から前週末より1033.99ドル(2.60%)安い3万8703.27ドルに下落した。

 

日本の株価下落の要因の一つは政策金利の引き上げ、米国のそれは米国経済の先行き懸念が同時的に反応して、株価暴落の恐怖の連鎖となり世界の株式市場が反応した。

人間心理の連鎖反応は思いもしないことを引き起こすものだと実感した。

 

そして日米の株価はその後連日、乱高下を繰り返しているのだ。

乱高下を繰り返しながら株価は上昇していくのか、はたまた下降していくのか。

これまた人知の及ぶ所ではないのだろうと思う。

この乱高下の中で、パニック売りや、ここぞとばかり買いを入れる投資家、利害得失、悲喜こもごもの投資家の姿が目に浮かぶ。

当然、パニック売りの中には、信用取引や借金をして売買をしていた投資家が追い込まれての投げ売りがパニックの連鎖を引き起こして史上最大の下げを呼んだのだろうということは想像に難くない。



そういえば、経済評論家の森永卓郎さんが数年前から株価暴落を予言して株の処分をしたというコラムを読んだ記憶があった。

まあ、森永さんでなくとも、4万円を超えてきて、もう天井に近い、そろそろ株バブルの破裂の予感を抱いていた投資家は多い。

そこで森永さんはどうしているだろうと検索してみると、「目下、がんで闘病中の森永氏は7月中に手持ちの株を処分している」という記事を見つけた。

うまく切り抜けたようだけど、がん闘病中でなければなかなか思い切ることはできなかったのではないかな、不幸中の幸いとでもいうのだろうかなどと不謹慎なことを思った。



私は今週は孫の吹奏楽県大会や眼科、歯科、内科の通院などで、ゆっくり株取引をする時間が取れなかったけれど、後から株価の推移を眺めて、素人がとても取引に手を出せる相場ではなさそうだと思った。

とにかく株価の上昇下降のスピードが速すぎて、とても判断が付きかねる。

デイトレでもする気で、パソコンの前に張り付いていないとあっという間の落下もありうる。

ただ、自分の自由になるお金でやる分には、ジェットコースターのような上がり下がりの中で、うまく売り抜けるのも人生の妙味だなあなどと推移を見守っている。

大きな赤い花、タイタンビカスだろうか。



8月9日金曜日、今日は米国市場の大幅高を受け、朝方から、500円以上上げているが、このままで終わるとはとても思えない。

3連休が待ち受けている週末、恐らく、利益確定売りが増えていくのではないか。

恐らく3連休明けの株式相場をゆっくり待つ余裕のある投資家は少ないだろう。

私はほとんどマイナスで身動きできず、見守るしかない。

 

マイナスでも一定処分して、資金を確保して値下がりを待つか、

この際、もう少し投資資金を増やして下がった株を買うか、

ささやかな老後生活を楽しむために、どう判断するかを株価をウオッチングしながら思いをめぐらす、

このひとときも老後生活の楽しみである。

もう1週間ほど前から一匹のおはぐろとんぼが我が家の菜園の中を飛んでいる、まるで我が家のように馴れ親しんでいる



そして本日の日経平均株価は35025.00円、193円85銭高で終わった。

予想した通り最高値35671.31円、最安値34445.57円、1200円を超える乱高下だった。

 

カミさんにはリスクヘッジのためにささやかな金投資をしてきており、これまでのような株の利益がでなくなったら、金を少しずつ処分して年金生活の足しにすると宣言したところだ。

何、倒産しなければ、処分しなければ損失は確定しないのだ。

新NISAで国民に投資を進める国や政府関係者は、株は長期保有と声高に弁解も込めて発言している。

果報は寝て待てという。

株価も寝て待てということか。

いずれにしても投資は自己責任だ!

 

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