ある方のブログで、ミニトマトを種から育てる方法を紹介していた。
今食べているトマトから、種を採り、それを蒔いて苗を作るのだという。
さっそく挑戦してみた。
例年、苗を買ってきてミニトマトを育てているが、その実が落ちて発芽するのかミニトマトが育つことがあった。
その自然に芽生えた苗から育ったトマトは、収穫に至ることは稀であった。
スタートが遅いので、充分に育たないうちに夏が終わってしまうのだ。
普通に植えたトマトからの転び生えでは無理からぬことだ。
しかし、種から育てるミニトマトは、時期を早くできるから、十分に収穫できるかも知れない。
今食べているトマトのうち、美味しいものの種を採って植えるのだという。
コロナ関連のお家時間を楽しく過ごすために、新聞社の取材もうけたそうだ。
ミニトマトでは、以前NHKの趣味の園芸のプレゼントに当選して、シュガープラムという品種の苗を頂いたことがあった。これはその名の通りとても甘くて美味しかった。
翌年もぜひ植えてみたいと思ったが、私の行く園芸店では苗を入手できなかった。
通販サイトで見かけたこともあったが、すぐに売り切れてしまった。
また、いつも利用する生協の宅配で、アンジェレというミニトマトがあり、とても甘くて美味しい。これは私の知る範囲では生協の宅配にしかなく、店舗で見かけることはない。
もちろん園芸店に苗もない。
このアンジェレを育てることができたらどんなにいいだろうと思った。
そこでこれを種から育てることとした。
まず、種の部分を茶こしに入れて水道の水でよく洗った。
種のゼラチン状の部分に発芽抑制物質が含まれているのだろうか。
これを適当な容器にいれ、水を満たしておくと、数日で発根した。
更にこの白い根が伸びてきたところで、 ポットに植え水を絶やさないようにしたところ一ヶ月ほどで写真のような苗が育った。
支柱を立てて、よく日光に当て成長を待っているところ。
もちろん、改良によって作られた品種だろうから、種を育てたのでは同じものができる可能性は低いのではないかとも思うが、どんなものができるか、期待するだけでも楽しい。
じつは、丁寧にポット上げした残りを、浸しておいた水ごとそこらへんの植木鉢の根本にまいていたところ立派な苗が育った。
一本植えの苗よりずっと元気だったのでそれを別の植木鉢に定植した。
これが一番期待できそうだ。
狭い庭にミニトマトがいっぱい。
もう一ヶ月もしないうちに収穫の時期を迎えるだろう。
結果はまた、報告します。
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