一週間ほど前、ある会合に出席した。
会議が始まる前の雑談の中で、アベノマスクは届きましたかと問うた。
岡山市内在住の方々には数日前に届いたようだ。
高齢の婦人が「でも開けてはいない。児童施設で集めているというので寄付しようと思っている」と話した。
新聞の地方版にそういう記事が出ていたように思った。
市内在住者ではない私のところにはまだ届いていない。
近所の皆さんに会うたびに聞くが「まだだ」というので私の市ではまだのようだ。
アベノマスクは今どの辺を運ばれているのだろう、どこでサボっているのだろうと面白おかしく話した。
昨日の国会中継、安倍総理はいつものように大きな顔に小さなアベノマスクを着けて答弁していた。
横に座る麻生副総理・財務大臣はアベノマスクに似たガーゼのマスクを着用していたが、安倍さんに比べて小さな顔の麻生さんにしてもアベノマスクよりも幅広の横に長いマスクだったので、多分、あれはアベノマスクではないだろうと思った。
テレビに映る主だった閣僚の皆さんで、アベノマスクを着用している人を見つけることはできなかった。
あの安倍政権に忠良なる閣僚陣がしないアベノマスクとはいったい何なんだと思わざるを得ない。
6月8日時点で全国ベースで77%が配布完了したとあった。
政府発表では6月15日(月)までに全国で「概ね配布完了」ということのようだ。
しかし、もはやマスクを心待ちにするような期待感はない。
マスクは出回っているし、アベノマスクを安倍さん以外に着けている人は見ない。
アベノマスクはどこに行ったのか。
当初466億円の予算を計上し鳴り物入りで喧伝したアベノマスクのこの体たらく、安倍総理はどう責任を取るのだろうか。
給与の返上もいい責任の取り方ではないか。
「一度くらいあなたの責任という言葉を具体化してよ」と言いたい。
給付金は昨日、振込の通知書を頂いた。
これは消費に貢献しなくてはならないと思った。
昔、若かったころ流行った「花はどこに行った」をもじって、「アベノマスクはどこに行った」と表題を付け替え歌を作ってみた。
アベノマスクはどこへ行った アベノマスクはどこへ行った
アベノマスクはどこにある アベノマスクは安倍さんの顔を
そっと寂しく包んでいる
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