家庭菜園の勧め

我が家の家庭菜園、3坪ほどの小さな菜園だが、ほとんど年中野菜が絶えることはない。
家庭菜園を始めて20年くらいになる。年々腕を上げて、近所の皆さんや通りすがりの方々に褒めていただけるまでになった。

先日、白菜の菜の花を撤去したところだ。
3月下旬から4月下旬まで、菜の花のつぼみと若葉を収穫し、辛子和えで一杯頂く。
和辛子とだし醬油になじんだ菜の花のサクサクとした触感を味わう。
この楽しみがあるから家庭菜園はやめられない。

今、植えている野菜を数えてみると、収穫中のものが、ミツバ、絹さやえんどう、ねぎ、サラダ菜、わさび菜、アスパラ、軸ブロッコリーなど。
これから収穫に入るのが、ジャガイモ、玉ねぎ、キャベツなど。

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ゴールデンウイーク中の退職老人の生活は、世間様の10連休とは別路線。我が家にこもって夏野菜の植え付けに費やす。ナス、きゅうり、ミニトマト、ピーマン、オクラ、小玉スイカ、ゴーヤ、モロヘイヤ、トウモロコシ、落花生など所狭しと畑やプランターに種まき、植え付けをしてとりあえず、農作業は完了した。これからは水やりと追肥、病虫害の注意だが、庭先が菜園なので、日に何度も様子を見ることができるのがいい。

勿論、野菜栽培は種を播いたり、植え付けするだけではない。準備段階として畑を耕し肥料や石灰、たい肥などをすきこむ土づくりも重要だ。植え付けてからもネットを張り、雑草防止や乾燥防止、地温効果を上げるためのマルチ張りなど次々に作業が続く。といっても70翁の体力では一日2時間もやればギブアップだ。でもそれで家庭菜園は十分なのだ。

何といっても家庭菜園の魅力は新鮮で美味しいことに尽きる。自分で育てた野菜を収穫し食べる喜び、本当に愛おしい時間に感謝している。