イノシシが天下を取る

全国の山野でイノシシが跳梁跋扈している。


我が家の周辺の田畑もイノシシ対策に電気柵を巡らしている。
私自身も2年前ウオーキング途中に大池の土手でイノシシに出くわしたし、昨年は、私の家の前のバスの通る路上で車にはねられて死んでいた。

ぶどうを作っている友人は、これまで米作りを近隣のコメ作り耕作者に作ってもらっていたが、高齢化でもうできないと返却された。

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ちょっとしたお祝いでいただいたアレンジメント。カミさん大喜び。


しかし、米作りはできないという。
なぜなら、どうあがいてもイノシシに勝てないという。

今や山地周辺の米作りは、イノシシとの戦いに力尽きている。
耕作者の高齢化とともにイノシシとの戦いに負けて、耕作放棄地が増え続けている。 そして、日本社会には農業の担い手が底を尽いてしまった。

片やイノシシは多胎動物である。
イノシシと人間の天下分け目のおおいくさはどうみても勝ち目はない。

これが田舎の現実だ。