残波岬の帰りに道に迷う。夜は琉球芸能ショー(新発見、再発見オキナワ終活の旅パート4)

快晴の残波岬灯台


沖縄の旅四日目の朝食はオールデイダイニングのセイルフィッシュカフェ。

このレストランは気取りなく、バイキングの種類も豊富で、何を食べようかと食材への好奇心や味わいをそそられる。

 

一回り、二回り、三回りしてテーブルに着くと、先に取った料理が冷めているのが残念。

何しろ手袋やマスクをはめたり、外したりも厄介なことだから、一度に持ってこようとするので冷めてしまうのだが、そうしたことが残念だ。

憎むべきはコロナだ。

でも、なんだかんだと言ってもルネッサンスの料理は美味しい、合格点だと私は思った。

部屋からの眺め。スーペリアツインだが一応オーシャンビュー



今日は午前中は朝寝をしたり、ホテル内外を散策して土産物を選んだり、のんびりゆっくり過ごした。

これぞホテルステイだ。

 

昼は、朝利用したセイルフィッシュカフェで無料ランチを食べる。

私はカレーライスや焼きそば風のものを食べた。

 

午後から、昔風雨の中を訪ねた残波岬灯台に行ってみた。

ホテルから近い場所にある。

あの時は風雨が強くて、灯台は閉鎖されていた。

今日は穏やかな日和で、灯台のてっぺんへ上ることにした。

こんな階段を登ります。



一緒に上ったのは中国語をしゃべる二組のカップル。

多分今の時節柄では台湾からだろうと思った。

女性は二人とも妊娠しているようだったが、かの国の人は元気で好奇心旺盛だ。

エレベータでもあるのかと思っていたら、そんなものはない。

歩いて上るのだ。

 

入館料は参観寄付金として300円を払う。

「なんだ、エレベーターがないんか」と言葉が口をついて出た。

受付の女性が慌てて「料金返しましょうか」と問うた。

私も慌てて「いやあ、登ります登ります」と急な階段を登って行った。

ここでも沖縄人の親切心を垣間見た。

沖縄の素朴な味を再発見。

残波岬灯台てっぺんからの絶景



灯台の高さは海面から44メートルとあった。

最上階から沖縄の海を眺めた。

それにしても日本人は根性なしだ。

この程度の高さを大儀がるのかと外国のカップルを横目で見ながら思った。

 

残波岬灯台からはナビに琉球村を入れてみたがうまくいかない。

以前行ったことがあるので、何とかなるだろうと、適当に目的地を入れて発車オーライしたが、気が付くとナビは山の中を指示して走っていた。

 

山道を走っていき「多幸の山学校」という看板を見ながら先に行くとますます道は狭隘になって行った。

少し広いところがあったので、そこでUターンして引き返した。

駐車場に戻ってからよく見ると、ナビには一里塚というのを入れていたようだ。

そして細い旧道の山道を走っていたらしい。

ナビを盲信してはいけない。過去のおぼろげな記憶を妄信するのはもっといけない。

再発見だ。

 

引き返して広い道を少し走ると右折して琉球村という表示があったが、高齢者は流石にくたびれてそのままホテルに帰還したのだった。

琉球の宴のポスター



今夜はルネッサンス芸能部によるショーを見ながらの夕食だ。

その前に、JTBラウンジでのおやつの時間。

今日はシュークリームとチョコレートケーキを食べた。

毎日、美味しいケーキが食べ放題無料で食べられてお得感は高い。

もちろん、そういう費用も計算されての旅行費用になっているのだろうが、単純な私などには満足感の方が高くなるのだ。

 

 

部屋に戻って、これも朝晩の習慣となった山田温泉の入浴だ。

これも「いい湯だな」と鼻歌が出るほど、ちょうどいい湯だ。

極楽極楽のホテルステイ生活を実感する。

琉球の宴に登場の「ミルク神」milkではなく弥勒菩薩のことらしいが、似てませんね。



今夜はセイルフィッシュカフェでの最後の晩餐。

ルネッサンス芸能部による「琉球の宴」というショーを見ながらの夕食だ。

今夜はJTBの夕食が一食無料プランを当てた。

ショー付きで無料というのはあまりにも虫が良すぎる気がして、飲み放題にワインは別途ボジョレーヌーボーのグラスワインを頼んだ。

そして飲み過ぎた。

ボジョレーを飲みながら


ワインと生ビール3杯と泡盛2杯は少々飲み過ぎだ。

ディナーショーは無料だが、アルコール類は〆て5300円。

これを先日ノークリーニングでもらった館内利用券と地域クーポンで払った。

地域クーポンはまだまだ残っている。

なかなか使い出がある。

 

部屋に戻ってから、でも最後の夜だしと部屋に残っていた缶ビールも飲み干して寝た。