水曜日 朝食はメインダイニングのフォーシーズンで頂く。
今日も子供たちがにぎやかだ。
なかなか、じっくり、ゆったりとしたステイホテルのモーニングの気分にはなれないのが残念。
だが、さすがはメインダイニングの料理だ。 とても美味しい。
Teppanブレックファーストと銘打ったここのビュッフェはアイランド型のキッチンの周りをカウンターが囲み、目の前でパンケーキやフレンチトーストを焼き上げてくれる。
メニューも豊富で、エッグベネディクトやハーブ入りの自家製ソーセージ、温野菜、クリームチーズ、ミネストローネなどもあった。
3連泊以上の宿泊客や、上層階の宿泊客はクラブサビーメンバーとしてここのモーニングを追加料金なしで、食べることが出来る。
山田温泉やコーヒー、ジュース類無料のクラブサビーラウンジも自由に利用できた。 オットマンに足を預けてぼんやり海を眺めるのは最高の気分だ。
さらに今回はJTBで予約したので特典としてJTBラウンジが利用できた。
コーヒー、ジュースに加えて豊富な種類のケーキ類が無料、そして午後4時から6時までワイン、ウイスキーなども飲み放題で、毎日美味しいケーキを堪能した。
今日の午前中はコーラルアドベンチャークルーズ船「クマノミ号」でサンゴの海を泳ぐ魚たちを水中展望室から鑑賞する。
以前は宿泊者は無料だったが、今回は私たちの場合、クマノミ号50%引きで、一人1250円だった。
前回は、乗船客全員(40名)が一度に展望室に入れたが、今回はコロナ対策で半数ずつに分かれての鑑賞だった。
クマノミ号をはじめヨットや水上ボートなど様々なアクティビティが用意されていて、宿泊者を飽きさせないサービス満載だ。
昼は和食「彩」で無料ランチを食べる。
ただ、無料だからではないだろうが、席について30分以上待たされたのはいったい何だったんだろうかと少々腹立たしかった。
おまけにご飯も汁もぬるくなってしまっている。
ここも人手不足なんだろうか。
円安で減ったというが、アジア系、アフリカ系の外国人労働者がかなり仕事をしていた。
午後からは世界遺産の中城(なかぐすく)城跡を訪ねた。
沖縄の世界遺産となったお城(グスク)は、首里城、中城城、座喜味城、勝連城、今帰仁城の5城だ。
今日の中城城を訪ねれば、沖縄の世界遺産5城をすべて制覇したことになる。
中城城に登るには徒歩とシャトルバスがあった。
もちろん我々高齢者はシャトルバスを選択した。
ここのシャトルバスは無料だった。
沖縄記念公園でも県立沖縄平和祈念公園でも有料だったので、素直にうれしかった。
高齢者の運転するシャトルバスで城内に入るところまで、数分間乗車した。
バスから降りると、無料ボランティアガイドが二人連れの旅行者に説明していた。
我々もその中に入れてもらって、ガイドの話を聞いた。
この中城城跡は首里城は別にして、今まで見た中では一番城壁が立派に残っていた。
ガイドによれば、沖縄戦の時、海上から何千発もの艦砲射撃があったが、城壁は80%以上残ったということだった。
要点をわかりやすく、気さくに説明していただいた無料ボランティアガイドさんだった。
そのガイドさんの勧めで、帰り道にある中村家住宅を訪ねた。
戦前の沖縄の民家の特徴をすべて備えているというので興味を持ったが、行ってみると休館日だった。
庭に回ると、池のあたりに薄紫色のきれいな花が咲いていた。
多分ベンガルヤハズカズラだと思う。
今夜は前回姉弟会で行った栄料理店を再訪しようと計画していたが、電話してみるとすべての時間帯がすでに満席で予約はできないと断られてしまった。
それで、昨夜味をしめた部屋飲みを今夜もしようということになり、スマホで調べて美里生協を見つけて車を走らせた。
ここの生協でも昨日同様、お惣菜各種大変充実していた。
今日の一押しはいかの刺身だった。
通常のイカよりも身に厚みがあったが硬くはない。
ねっとりした重厚感のある食感は、まさにイカの王様のような味わいだった。
調べてみると沖縄では11月~3月がアオリイカの旬でイカの王様とあったけれど、果たしてあれはアオリイカなのか、さだかではない。
しっかり飲んで、好きなものを食べて満足満足。