今朝は午前5時前に起床。今日から2泊3日で12回目のいとこ会男子部旅行。
今回は秩父地方と浅草界隈を巡る旅。
午前5時40分に乗り合いタクシーが迎えに来た。
といっても乗客は私一人。
乗客は週に数人だと言う。
超高齢化社会とは言うけれど、まだまだ、車を手放す人は少なく、通常料金で8000円くらいかかるところを、乗り合いタクシーは3900円ではあるが、利用者はまだまだすくない。
6時10分過ぎ岡山空港に到着。
弟は岡山駅から空港バスでくる。
6時30分到着なので空港玄関で待っていたら、ほぼ定刻通り到着した。
今日は計画表では西武池袋駅に11時に集合とあったが、幹事からできるだけ早く来てくれと連絡があったと弟が言うので、羽田から休憩もとらずに直行した。
10時頃、西武池袋駅に到着すると幹事のBちゃん、一族の本家に当たるMちゃん、保育園の理事長をしているHちゃんが待っていた。
そして弟のYと私の5人だ。
いとこ会男子部を結成して12回目の旅行となる。コロナの時に2回中止したが、今ではなくてはならない旅行になった。
すぐに幹事が弁当を取りに行く。
お昼はなだ万のお弁当などを電車の中で食べる。
もちろん、ビール、お酒もたんと買い込んであった。
西武池袋駅11月30分発特急ちちぶ13号に乗り込んだ。
私は知らなかったが、特急ちちぶはラビューと言う愛称で親しまれている。
黄色を基調にした座席で室内は明るく、窓も広く贅沢な空間が広がっている。
といっても平日のお昼頃、流石に乗客少ない。
ということで我々無頼の老人グループには居心地が良かった。
すぐにビールと日本酒とお弁当を広げて乾杯。
なだ万のお弁当は老舗にしては安くて、老舗の味が優しく柔らかく美味しい。
5人グループなので幹事のBちゃんは、一人で通路を隔てた隣に席を取った。
Bちゃんの座席指定席はひとつ前だったようだ。
途中、60代くらいの夫婦が乗ってきた。
Bちゃんが座っている座席の指定券を持っていた。
Bちゃんが謝りながら席を替わろうとしたが、我々の盛り上がりを見て夫婦はいいよいいよと手を振り笑いながらひとつ前の席に座った。
西武秩父駅12時47分着。
西武鉄道西武秩父駅から秩父鉄道御花畑駅まで歩く。徒歩6分ほど。
これから秩父鉄道に乗り長瀞駅まで行く。
御花畑駅で秩父鉄道に乗るとき、幹事からもらっていた2日間通しの切符がないことに気が付いた。
ポケットに入れて、ポケットからの出し入れの際に落としたのだろうと思った。
みんなの視線が痛い。
年は取りたくないものだと内心思いながら歩いた。
長瀞駅からはお土産店や飲食店の店舗の通りを抜けて長瀞こたつ船の発着場に向かった。乗船まではテントの待合所で休憩。
夏場は急流を長瀞ライン下りとなるが、冬場は水量が少なく、こたつ船に乗り船頭さんの説明を聞きながらのんびり近回りを一周する。
20分ほど、大人一人1100円。
今日は暖か日和、こたつに入りながら、気の置けない従兄弟同志でおしゃべりしながら楽しいひと時だった。
それから宝登山ロープウェイ乗り場までぶらぶら歩く。
宝登山ロープウェイは乗車時間5分ほど。開花中のロウバイ林の中を散策した。
ちょうど発車間際の無料シャトルバスに乗り長瀞駅に戻った。
本日の泊りは西武秩父駅前「ルートイングランド秩父」。午後4時過ぎにチェックイン。
ホテルの案内には駅前とあったけれど、歩いて10分弱、遠く感じた。
広いツインの部屋を一人で使えて皆大満足だった。
本日の夕食は超人気店の「高砂ホルモン」。
17時に予約しており、定刻に到着していないと後回しになるとの情報で、ホテルからはタクシーで行く。
5時10分前には到着したが、すでに高砂ホルモンの前には10人以上のお客が開店を待っていた。
5時ちょうどお店の人が出てきて、予約者の氏名を順番に呼ぶ。
この時に到着していなければ、待っている客の最後尾になるというのだ。
我々一行は4番目に呼ばれた。
路地に入った入り口から入店する。
あまり広くない8畳程度の座敷にグループが4組程度分かれて座る。
普通の家庭の感じで待つ。
テーブルの真ん中には赤々と燃える炭火が盛り上がっていて、その上に真新しい金網が置いてある。
店長か店員か、30代くらいの男性がお盆の上にレバー、はつ、赤身のハラミなどを置いたお皿をテーブルに配りながら説明する。
優しい笑顔で場がなごむ。
早速、網の上に心臓のハツを並べる。
そして、ビールを注いで乾杯しようと手をあげたら、指がビール瓶に当たり倒れて、テーブルから畳に流れ落ちた。
すぐにお店の女性がふきんや大きなタオルを持って、「大丈夫ですか、いいんですよ」と、この方も笑顔で優しく接してくれた。
これで切符紛失に続いて二度目の失敗だ。
ところで高砂ホルモンはビールをこぼしたから持ち上げるのではないが、これまで食べたホルモンの中で、こんなにおいしいホルモンは食べたことがないという絶品のホルモンだった。
ホルモンと言うと口の中で嚙み切れなくて何度も噛んで、最後は飲み込むようなものも食べてきたが、ここのホルモンは、上等な焼肉を食べているような上品な味わいだった。
お店の話しでは今日は一番新鮮なホルモンが入っている日なのだそうだ。
これは確かにうまいと全員の一致した感想だった。
帰りは再びタクシーで帰還した。
ホテルに隣接するスーパーでビールなどを買い込み、幹事の部屋で2次会をにぎやかにしたが、よく覚えていない。(続く)
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