今日から2泊3日で姉弟の函館旅行。山陽インターから伊丹空港まで2時
間ほどで伊丹発は飛行機が安いから、最近はほとんどこのコースを使
う。
三木サービスエリアで10分間休憩の間、宝塚ホテルのパンを買い求め
朝食とした。
粒あんパンは弾力があって餡たっぷりで大変おいしかった。
でもあんぱん一個180円はちょっと高い。
午前9時過ぎに伊丹空港着。
荷物預けは長蛇の列で、1時間くらいかかりそうだと覚悟していたら、
函館行きのお客様はこちらへとの案内があり優先受付となった。
預けてトイレに行ってたら携帯が鳴った。元校長先生の弟からだった
。もう2階の出発ロビーに到着しているという。
伊丹空港は先ごろリニューアルして4階展望所も無料開放していると
カミさんの情報があり、飛行機の離着陸を一望する。
10時30分過ぎ搭乗手続きをして、11時離陸。12時30分過ぎ函館空港到
着。
荷物受け取り場所から外を見ると羽田から先着していた姉たちが手を
挙げた。元気そうだったので安心した。
このところメールなど来なかったので少し心配していたのだ。
これは校長先生も同感だったようで、「姉さん元気じゃがあ」との言
葉がついて出た。
函館は小雨が降っていて、やはり冷たい。
まずはホテルに荷物を預ける。校長先生は今回の幹事役で、道なども
よく調べていて昼食場所の蕎麦「久留葉」まで、まるで地元に住んで
いるように迷うことなく先頭に立って案内してくれた。
お昼は大海老とアスパラ、山菜の天ぷらそば、寒かったので温かいお
蕎麦がおいしかった。
校長先生は冷たい蕎麦で、食後感は不満そうだった。
確かに冷たい蕎麦はそばがまん丸のようになって、蕎麦立ちが悪いよ
うに思った。要はそばの切れが悪いように感じた。温かい蕎麦はそれ
だけで冷えた体に十分だった。
校長先生の感想から温かい蕎麦について考えてみるとそういえば蕎麦
の持つ個性、主張はなかったことを思い出した。
蕎麦は一番に蕎麦の持つ香りに魅かれるが、それがなかった。
でもお汁はおいしかったと校長先生に伝えると、口コミでは冷たい蕎
麦は評判が悪かった、温かい蕎麦はおつゆが評判が良かったと言った
。それを知ってて彼が冷たいお蕎麦を選択したのはなぜかとは問わな
かった。
食後はそぼ降る雨の中を函館山下の名所旧跡を歩いた。
聖ヨハネ教会、ハリストス正教会、旧イギリス領事館、元町公園、旧
函館区公会堂など。
皆さんどん欲にエネルギッシュに歩いていた。
特にお土産物には目がない。
今回の宿泊はラビスタ函館ベイ。
今回は幸運にも部屋を2段階グレードアップアップしてもらえ、ベッド
に和室付きというサービスを受けラッキー、大満足だった。
このホテルはよく気の利いたところ、少し気にしてほしいところとち
ぐはぐしているように思った。
雨の日の到着だったが、今ではどこでも用意している水滴防止の傘カ
バーがなく、ホテルのロビーや廊下を濡らして歩いた。
また、3基あるエレベーターの運行管理に問題があり、待ち時間が長す
ぎるように感じた。同じように待つ同宿者に聞いてみたが、皆さん同
様な感想を漏らした。こんなに遅いエレベーターなら少なくともエレ
ベーターが今どの階にいるのかという表示などが欲しいし、運行管理
システムを見直せば円滑な運転は可能になるのではないかと思った。
なお、グレードアップされた部屋には浴室が付いており(一般の部屋
はシャワーのみ)、使ったカミさんによれば和式スタイルの浴室で洗
い場があることで身体が洗いやすいことと、大きいシャワーのヘッド
が適度に回転して豊富な湯量が出て大変気持ちがよかったという感想
だった。
本日の夕食はスペイン料理。
店名はラ・コンチャ。ホテルの近くだったが、ここも校長先生がよく
調べていて連れて行ってくれた。
入ったところはテーブル席がいくつか置かれていた。
我々が案内された部屋は和室だった。でも和室には椅子とテーブルが
置かれていた。
今ではどこに行っても老人仕様のスタイルになっている。
スペイン料理は特に食べた記憶がなかったけれど、スペインの家庭料
理風でおいしかった。料理はアラカルトで注文した。
ワイン、ボトル2本を高齢者6人で平らげた。
もう老人とは言わせないという迫力があった。
それにしてもワイン2本開けて料金〆て一人5000円弱は安い。
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