安倍前首相は証人喚問に応ずるべきだ

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よく晴れた冬の日 池の水面に映えるナンキンハゼの実


安倍前首相の「桜を見る会」前日の安倍後援会夕食会の経費補填問題による政治資金規正法違反をめぐって、東京地検特捜部は前首相を不起訴処分(嫌疑不十分)とした。

 

そして12月24日24席に限定した記者会見で、前首相は「私が知らない中で、秘書が勝手にやった」「道義的責任を痛感する」と陳謝したが、国会においてあれだけ事実に反する答弁を118回も繰り返し、自らを正当化していたではないか。そして、この場に至って秘書の責任にして逃げようとするする姿に、ほとほと、このような人物を国家のリーダーとして戴いていたことに怒りを覚えるとともに情けなくなった。

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庭に来た鳥、慣れている ジョウビタキだろうか


 

朝日新聞によれば安倍前首相は「本当の意味で信頼に足る政治家として、国民の期待に応えていくよう初心に立ち返って努力する」と述べ、議員辞職せずに政治活動を続ける考えを示したというが、最高位まで上りつめた方が冗談にもほどほどにして欲しい。

これだけ国民や国会をコケにした総理大臣はいない。

面の皮の厚さにもあきれてしまう。

すでに安倍さんの役割は終わったのだ。

 

潔く議員辞職すべきだと強く思ったが、流石に8年間も首相をやった御仁は本当にしぶとく粘るものだ。

12月25日衆参両院議員運営委員会の質疑がテレビ放映された。

 

衆参とも1時間程度の質疑で質問時間が圧倒的に少なく、開いたという痕跡を残すだけの委員会の開催だった。

前日の記者会見もそうだったが、それぞれ打ち合わせ通りに進行していて、あれは誰が見ても茶番だろうと思われたが、私だけだろうか。

 

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夜明けのウォーキング

 


それにしても前首相に誰が指南しているのか知らないが、相手をけむに巻く術は大変なものだ。

質問を正面からは決して答えないし、窮すると個人情報に関することとかを持ち出してお答えを控えさせていただくと逃げる。

そして同じ言葉を何度でも繰り返して、相手が質問を変えるのを待つ作戦なのだ。

 

質問時間が短い分、質問者はいら立ち、次の質問に移してしまうのだ。

また、自分の主張する言葉に酔い、主語も述語もはっきりさせないまま、とうとうと論じる。

ある意味大したものだ。

役者が政治家を演じているようでもある。

これで8年間押し通してきたのだ。

 

誰が聞いても、知っても、そんなことが現実にあるかいなと思うようなことを平気でしゃべることの能力は天才的でもある。

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ガーデンシクラメンが元気

こうした安倍首相の答弁について、法政大学の上西教授のご飯論法が有名だ。

上西教授は安倍首相の答弁について「明らかなウソは言わないけれど、本当のことも言わない。それでいてちゃんと答弁しているかのように錯覚させてしまう。

国会の質疑がそんな‘騙したもの勝ち`のようになっている」と指摘しているとあった。

 

いずれにしても、陳謝や謝罪で終わらすわけにはいかない。

「本当の意味で信頼に足る政治家として、国民の期待に応えていくよう初心に立ち返って努力する」と言われているのであれば、国会の証人喚問に応じて、堂々と国民が納得するように説明し謝罪すべきだと思う。

 

証人喚問から逃げ回っていては信頼回復は決してできない。

 

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