緊急事態宣言の解除後初めて行った居酒屋の風景は?

 

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家庭菜園 きゅうりが豊作

 

 

先日久しぶりに行きつけの小料理屋で仲間内の飲み会を開いた。

例年年4~5回開いている。

もう20年ぐらい続けている気の置けない旧友との飲み会だ。

 

家の外での飲み会は手帳を見ると2月7日が最後、それから7月に入るまで休止していた。

緊急事態宣言も解除され、我々の地域でのコロナ騒ぎも落ち着いていることから今回の開催になった。

 

開催と言ってもいつものメンバー5人だ。

店の前で市外からやって来た旧友に会った。

彼はマスクを忘れて電車内で肩身が狭かったと苦笑いし、「でも、百姓してたらマスクなんぞ要らんがね」と言った。

 

感染者数の少ない当地でも、公共交通機関やお店を利用する場合はマスクは必携である。

まあマスクを気にせずに暮らせる環境で生活していることこそ幸せと言えるのかも知れないと思った。

 

お店はカウンター席が20くらいと6畳くらいの畳の部屋が3部屋あって、小料理屋とはいえゆったりしている。

あまり三密を気にすることはない。

 

会は午後6時からだ。

久しぶりに会う女将さんが笑顔で迎えてくれた。

私たちはいつもの部屋でいつもの通りの席順に座った。

トイレに行くとき、他の部屋を見るとテーブルにはコップや取り皿など用意されており予約も入っているのだなあと少し安心した。

 

料理は牛すじ煮込み、お刺身、ヒレカツ、アサリの酒蒸し、牛のたたきなど、お酒は生ビール、ヒレ酒、焼酎などいつもより豪華メニューだった。

 

何度かトイレに行くたびにカウンターや他の部屋を覗いたが、誰もいなかった。

結局最初から最後までお客は我々以外誰も来なかった。

何だか申し訳ないように思った。

 

昨夜のテレビで元大阪府知事大阪市長をした橋下徹氏が、コロナ禍の中で経済を回すには、休業要請と補償金はセットにしないといけないが、ただお金をばらまくのではなく、ホストクラブなどのように明らかに感染拡大させている業種やお店に絞って、休業要請し補償金を出す仕組みを早急に作るべきだと主張していた。

私もその通りだと、いつもは反論したくなるような橋本氏の論調に賛同した。

 

夜の街のすべてを閉じさせて休業補償を一律に打つわけにはいかないのは当然だ。

しっかりと感染防止対策を整え、三密にならない環境で営業している店まで休業要請する必要はないのだ。

むしろそのようなお店には一定の減収補償金を出したり安心マークなどのお墨付きを与え、営業を支える必要があると真面目に頑張っているお店の風景を見ながら考えた。

 

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