先日、コロナ騒ぎに関連して、マスクのことを書いた。
今までマスク嫌いで、マスクの着用に関して無頓着であったことを反省して、これからは外出時、特に医院受診の際はマスクを忘れないようにしようと思うのだが、周知のようにマスク不足である。
我が家にも、以前まとめ買いをしたものがあったが、備蓄が底をついてきた。
生産を急いでいるというが、一般に回ってくるまでにはだいぶかかりそうだ。
なければ作ろう、というわけで、岡山県美作市(みまさかし)でマスクの手作り教室が開かれたと、ニュースにあった。
美作市は公立学校を休校にしなかったとして注目を浴びた自治体だ。
その美作市のホームページで作り方の動画が公開されていて、マスクの型紙もダウンロードできる、ということで早速カミさんが作ってみた。
ミシンを使って20分もあればできるとのことだが、ミシンがなくても手縫いで簡単にできるらしい。テレビを見ながらの手仕事にちょうどいいくらいだとカミさんが言っていた。
早速着用に及んだ。
モデルは恥ずかしながら私だ。
もう少し大きいほうがいいかな、とも思う。
布製のマスクは学校の給食当番でおなじみだが、こちらは平面的なのに対し、美作市の型紙を使うと立体的にできる。
ニュースではマスク用のガーゼやゴム紐も不足していると伝えていた。
誰も思うことは同じらしい。
我が家では買った布ではなく、いただきものの、和菓子屋の日本手拭の白い部分を使った。
ゴム紐は、使い捨てマスクのものを再利用できるのではないだろうか。
布製のマスクは洗って繰り返し使えるという。
不織布のマスクも洗って使えるのではないかと思うが、こちらは使い捨てにするようにとのことだ。
なぜだろうか、不思議に思った。
繰り返し使われたのでは、消費量が減って売れなくなってしまうからなのではと、邪推してしまう。
感染予防にはマスクをしてもそんなに効果がないとも聞く。
マスクをつけるのは、人にうつさないように配慮していますよという、態度表明のようなものなのかもしれない。
マスク無しでバスに乗るには、ちょっと勇気がいりそうだ。
みんなでマスクをして、うつさないように、うつされないように注意し合い、この国難を乗り越えましょうね、というわけだが、なんだか国防婦人会の白い割烹着のような感じがしないでもない。
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