お好み焼き我が家風 三種の神器

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             ウォーキングの途中に咲いていた紅梅


私は広島出身だが、お好み焼きはタネの上に具材を重ねて焼く広島風ではない。

 

タネと具材を全部混ぜて焼く、大阪風を愛好している。

 

先日も、夕食に我が家風お好み焼きを食した。

 

夕食にお好み焼き?お好み焼きって昼食に食べるものなのでは?と思われる方があるかもしれないが、お好み焼きと一緒にいっぱいやりたい私は、夕食によくお好み焼きを食べる。

 

大阪風と書いたが、大阪風そのものではない。

大阪風を基本に、いろいろアレンジを加えた我が家風を愛好している。

もう随分前になるが、雑誌に掲載されたものを参考にしている。

 

なかなか評判もいいので紹介したい。

 

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一番の特徴は、タネにカレールーを加えること。

市販のカレールーに水を加えて電子レンジで柔らかくし、タネに加える。

これでグッと味が良くなる。

 

タネの材料となる小麦粉には、ベーキングパウダーを加えてふるっておく。

これでタネがふんわりする。

 

学生時代、タネがふんわりして美味しいお好み焼き屋があった。

「ここのお好み焼きはどうしてこんなにふんわりして美味しんかなあ」と友人が尋ねたところ、店の女将さんが「秘伝があるのよ、うちだけの秘伝。絶対に教えられない」

ともったいぶって教えてくれなかった。

今思えば、ベーキングパウダーが入っていたのではないだろうか。

ホットケーキを作るときに入れるふくらし粉のようなものらしい。

 

最後の決め手はラード。

これも、おいしいと評判のお好み焼き屋で学んだ。

「ラード使ってくださいね、たっぷり使ってくださいね。」と店員がしつこいほどに繰り返したのが印象的だったが、これを真似てホットプレートにラードをひいて焼くと、こんがりして誠に香ばしい焼き上がりになり、香りもアップする。

 

とんかつ屋のとんかつはラードを使って揚げていると聞いたことがある。

とんかつを揚げるのにラードは、家庭ではちょっと無理かと思うが、お好み焼きにラードは簡単に取り入れられる。

 

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具材は定番の豚肉、キャベツ、ネギ、卵などだが、豚肉は大きいままではなく細かく切っておく。

すりおろした山芋も入れる。

これらを全部よく混ぜる。

ここまではかみさんの役目。

ホットプレートで焼く場面になって私の登場だ。

 

ホットプレートの温度は200度。

つい高温で焼きたくなるし、叩いたり返したりしたくなるが、タネを流したらあまりいじりまわさず。じっくり焼けるのを待つ。

ひっくり返すのは一度だけ。

 

ベーキングパウダー、カレールウ、ラードが我が家のお好み焼きの三種の神器なのだ。

 

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焼き上がったら定番のお多福ソースで。

ビールが進むこと請け合い。

 

ただし、カレールーもラードも高カロリー。

食べすぎると翌日は体重が増えること請け合い。

用心しながら食べてください。

 

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