桜見る会の素朴な疑問

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桜に罪はないのだが、、、、、。


昨年5月から始まった「桜を見る会」の問題では政府は一貫して「名簿は処分した」「後は知らぬ存ぜぬ」で通していた。今年1月14日突然、菅官房長官は定例記者会見で内閣府が昨年11月に国会に提出した推薦者名簿の一部に「内閣官房内閣総務官室」の部局名を隠す加工があったことを明らかにした。

 

17日には桜を見る会の招待者名簿をめぐって、2011~17年度分の管理が公文書管理法に違反していたとして、「文書管理者」だった人事課長5人が厳重注意処分となった。

同時に11月の推薦者名簿の一部を隠す加工をした現人事課長も厳重注意処分としたという。

なぜ隠す必要があったのかは、繰り返し新聞を読んだが年寄りには理解できなかった。

そして、21日にも「2011~2013年度の会場設営などの資料」が見つかったと発表した。

探せばあるのかと思う一方で、ただ、いまさらこうした公表を行う意図について首をひねざるを得なかった。

これは解明に向けて様々な努力をしていますという一種のポーズだなと疑ってしまった。

 

それにしてもこの問題は数々の素朴な疑問が残る。

ひとつは当該年度の名簿を廃棄処分してしまっていると平然と答えることだ。

他の省庁の推薦名簿は残っている中で、取りまとめ役の内閣府内閣官房の推薦名簿など一切を残していないということは、ルール通りですと言われても、無責任であり、理解できないし、到底信じられない。

それにしても、ずさんな招待者名簿の管理でありながら、廃棄処分だけは速やかに行われていることが素朴な疑問として残った。

 

そして二つ目は、名簿を処分する理由に個人情報保護を主張することだ。

桜を見る会」は内閣総理大臣が各界で功績・功労のあった方を招いて慰労し、親しく懇談する公的行事である。

こうした名誉ある会に招かれて出席した方が出席者名簿を公表されて困るだろうか。

考えられない。

むしろ名誉で誇り高いことであり、知っていただきたい情報ではないか。

また、出席者の費用は税金から支出されているのであるから、公表は前提で考えるのが常識だろう。

ただ、主催者側の方に公表しては困ることがあるからこそ個人情報を盾に廃棄処分にしたいのだろうと邪推してしまうのだ。

 

3点目はバックアップデータの復元問題である。

今からでは遅きに失するかもしれないけれど、復元不能なのかどうかを専門家に調べさせて、その過程や結果を報告すれば済む問題なのに頑なに「不可能との報告を受けている」という説明をするのだ。

これでは誰も信じる者はいないだろう。現に朝日新聞の昨年11月の世論調査では首相の説明には68%が「納得できない」と答えているのだ。それが普通の感性だと私は思う。

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安倍首相は22日、国会で桜を見る会の名簿の再調査を否定した。

安倍首相は国民の素朴な疑問に誠意ある態度で応じて欲しい。

 

国民のリーダーとしての安倍首相の誠実で毅然とした振る舞いを見たいのだ。

 

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