最近写真のような案内が時々届くようになった。
封筒に「重要」などと書かれているので、開封してみるけれど何度も重なると「ああアレか」と気にも留めなくなっていた。
内容は無料で加入できる保険の案内である。
俗にタダほど高いものはないというが、この案内もその種のものだ。
最初の何年かは負担なしだが、一定の期間を過ぎると保険料が発生するという仕組みだ。
それにしても、なぜこう頻繁に届くのだろうと考えるうちにハタと気づいた。
70歳を過ぎて、騙されやすい世代に達したということだ。
何のことはない、オレオレ詐欺の標的になっているのと同じだ。
タダだから、入らなければ損をするように思ってしまったり、単純に騙されたり、そのうちに解約を忘れたり。年を取る一方なのだから、十分にあり得ることだ。
ガソリンスタンドのクレジットカード、ネットショップのクレジットカード、他にどこから来ただろう。
あちらに個人情報があるのだから、案内を出すのは赤子の手をひねるより易しいのだ。
簡保の勧誘の手口と似たようなものだとも言える。
個人情報を提供するにあたり、プライバシー、ポリシーといった文言を読んだ気がするがその内容はよく覚えていない。
多分他の目的には利用しないことになっていたのではないか。あるいはその他必要よ認めた場合などと合ったのかもしれない。
保険の勧誘に悪用するというのは、契約違反なのではないだろうか。
案内が届いた時点で、然るべき部署、例えば消費生活センターのようなところに通報すべきではなかっただろうか。
手元に書類を残していないので、具体的な行動を起こせなくて残念。
今度来たら、行動を起こすぞと待っているが、そんな時に限ってうんともすんとも言ってこない。
とにかく、騙されやすい年代になったことをしっかり自覚させてくれたと、この点だけは感謝しよう。
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