初めての飛鳥クルーズ・2泊3日(2日目)

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ウォーキング教室

630分からのウオーキング教室に参加。

 

20人くらい7デッキに集まった。

インストラクターの指導でまずは簡単な体操。

正面に大きな島が見えた。インストラクターが伊豆の大島だと教えてくれた。

7デッキの甲板1400メートルがウオーキングコース。

5周ほど3000歩歩く。毎日1万歩が日課で、いつもより少ないが、一日船の暮らしでは歩くしかないから歩数は伸びるだろうと思った。

 

730分朝食に行く。メインダイニングで和食を選択。

ホッケの干物、肉じゃが、卵焼き、辛子明太子、しらすおろし、納豆、温泉卵、シジミの味噌汁、漬物などいろいろあったが、普通の朝食で特にサプライズはなかった。

 

朝食の後、11デッキのリドカフェでコーヒー、パン、サラダで2度目の朝食。

パンは美味しい。

それから、11デッキの船首部にあるティーラウンジ「ビスタラウンジ」でハーブティーをいただく。

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伊豆大島

船は伊豆大島を周回しているようだった。

大島の向こうにうっすらと富士山が望見された。

 

大島の向こう側に伊豆半島が見え、その奥に富士の姿があるのだと地図を見て位置を確認した。

 

部屋に戻ってうとうとしていたら、すぐにお昼になった。

昼食はリドカフェで洋食ビュッフェで名物のハンバーガーをカミさんと半分ずつ食べる。口コミで評判になっているほどには驚かなかった。何しろ朝を張り切って食べ過ぎた。食べ過ぎの影響かも知れない。

コンダクターは、何でも無料だから手当たり次第に食べること、美味しくなかったり欲しくなくなったら残せばいいんです。というけれど年寄りにはそんな「もったいない」ことはできない。

午後からはフィットネススクラブで自転車こぎとウオーキングをする。

フィットネスクラブの利用のため、来る前にナイキのウオーキングシューズを買ってきたが、運動している皆さんは船内で使っている靴のままという人が大半だった。

 

汗をかいて、すぐ隣にあるスパに入り汗を流した。

汗をかいたので頭を洗う。と言っても汗をかいてもかかなくても、頭を洗わない日はない。

毛髪が少ないので乾かすという心配は全くない。

ということで今日も、飛鳥備え付けのシャンプーを使って頭を洗う。

 

体は昨日、ボディシャンプーで洗ったので、今日は手に付いた頭部シャンプーの泡で手の届くところを洗った。ところが、これが失敗だった。夜中に身体がかゆくなって目が覚めた。耳たぶや体の敏感な部分に発疹が出た。「シャンプーで体を洗う人なんかいませんよ。」とカミさんに笑われたが、腫れや湿疹、かゆみで数日悩まされた。

 

脱衣室で隣の人に「飛鳥は何度も利用されているんですか」と問うと「もう4~5回利用している。自分はここのお風呂が好きで利用するんです。夜のレストランの食事なんかには興味ないんです。」と話していた。いろんな人がいるものだと飛鳥初心者は思った。

お風呂から出て再び、ビスタラウンジでコールコーヒーなど飲む。

カミさんは緑茶を注文。メニューに日本茶とあるのは珍しいなと思った由。

 

船は伊豆大島から利島、新島まで南下して新島と神津島の間を通って、西進して一路紀伊半島に航路をとって進んだ。室内のテレビ画面に航行中の航海図面と船首方向の映像が常に生中継されている。

 

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この地図のように周回していたらしい。

 

 

 

 

夕方自室でくつろいでいたら突然、携帯が鳴った。

16時54分紀伊水道でM5.4の地震発生という緊急地震速報

船内放送は10分以上経ってから小久江船長から情報収集したが心配ないとの説明があった。

 

本日は18時15分から食事2班のグループが鑑賞できるウエスタンカーニバルショーが始まる。

イクラスの船室は舞台正面に特別席が用意されているが、我々一般船室はいい席を確保するためには並ばないといけないので17時30分くらいに部屋を出たが、もう大勢の人が並んでいた。

 

劇場は300人くらい入る。

私たちは後ろから5列目の席を確保できた。

今回は田辺靖雄&九重佑三子、尾藤イサオ鈴木ヤスシ、田代みどりの出演。

 

私は子供のころから歌謡曲派で、ロカビリーやウエスタン調やグループサウンズなどにはあまり関心がなかったけれど、あらためて聞いて、確かに青春時代に口ずさんだ歌の数々だった。

ショーの終わりころ舞台で一緒にと、じじ、ばばに声がかかると、30人を超える、ババ様たちが舞台に上がり、歌手の熱唱に合わせて当時のダンスに興じた。ババ様は強い。

 

今回の飛鳥ウエスタンカーニバルショーは同時代を生きたものとして実感できる楽しいショーだった。

これを追っかけているおばあさまたちがこんなにもいるのだ。これも飛鳥の船旅の楽しみ方なのだろうと初心者はいたく感心した。

 

1945分からメインダイニングで夕食。今夜も洋食。

服装は昨日はインフォーマルだったが、今夜はカジュアル。

メインディッシュは4種類。

 

シェフのお薦めがじっくり煮込んだ牛ほほ肉のシチュートリュフの香りとメニューにあった。

私は素直にシェフに従った。

二つ目は、イベリコ豚の香草焼き、ラタトゥイユを添えて、カミさんはこれを選択。

三番目は金目鯛のソテー、四番目が季節の温野菜料理だった。

 

料理通でもない私などは洋食の長ったらしいくどくどとしたネーミングに気力を失い、シェフお薦め志向になってしまう。

書き忘れたけれど、昨日のメインデッィシュは、黒毛和牛ロースのグリエだった。

 

本日も生ビールと白ワインをいただく。

夕食の間、バンドが客席を回って、リクエストを受けてくれる。

まずは誕生日の乗客にハッピバースデー。

 

我々の席に来た時、Bさんが「上を向いて歩こう」をリクエスト。

なかなかいい選曲だと感心した。とっさには思いつかないものだ。

飛鳥数回の経験のなせる業か。

 

Bさん夫妻は今夜はご主人が生ビール、奥さんは赤ワインを召しあがった。そしてダンスに急いだ。

 

それにしても皆さん、携帯電話での緊急地震速報設定は全くしておらず、船長の船内放送があるまで知らなかったとのんきだった。

 

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