いとこ会男子部五島列島3泊4日の旅

 

 

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太古号

いよいよ本日からいとこ会男子部五島列島3泊4日の旅。

いとこ会男子部は結成して8回目を迎えた。

 

弟と岡山駅で落ち合って14時51分発ののぞみ号に乗車した。

16時33分博多着。

東京組は午前中に到着して、門司港レトロ関門トンネル人道を見物している。御一行のエネルギッシュなのにはびっくりする。

門司港15時52分発17時22分博多着の普通電車に乗ったとメールが入った。博多まで1時間30分かかる。意外と門司~博多間は遠いのだと知った。博多駅中央改札口でお待ちしていると3人組が出てきた。みなしっかりとした足取りだった。

 

計画では博多港まで移動して一杯やるという予定だったが、とりあえず、のどを潤そうということで一致して、博多駅地下にある300歩横丁という飲食街をうろうろして「魚助」という居酒屋にたどり着いて、乾杯した。以前なら、入ったところでしたたかに飲み、酔い食らうのだが、最近は旅慣れてきて、腹八分よりも少なく、約束通りのどを潤す程度で終わって、博多港に向かった。今夜は博多港から五島行きの船「太古」号に乗船する。

23時45分出航である。

 

それまで一行はみなと温泉「波葉の湯」に入り、それから温泉のレストランで正式な結団式をする。

入浴を済ませてお食事処「波葉のかりんこ」で食事となった。

「波葉の湯」は「なみはのゆ」と読むそうだ。

誰か「ハーバーの湯」と読むのではないかと港に因んだ読み方を提案した。皆、それもあり得る、なかなか良いと納得しかけたが、インターネットを調べると「なみはのゆ」ということで決着した。いつもは大人しいHちゃんが「俺、からあげ」と真っ先に注文した。から揚げは熱々でとても美味かった。以来、Hちゃんは「からあげのH」と仇名が付いた。午後10時過ぎ乗船。

 

4人は特別室のファミリー室、幹事はシングルと別れた。

ファミリー室で2次会。

ファミリー室は特別室と言っても畳4畳ほどの狭い部屋、布団を4枚敷けば部屋いっぱいとなった。

 

本日最後の催し物は利き酒大会。

幹事が持参した2本のお酒の銘柄当てである。

昨年、東北に旅行した際、盛り上がった話題の一つだったことから、持ってきたという。

 

お酒の銘柄は山口県の銘酒「獺祭」と新潟県の4年連続全国金賞受賞の大吟醸「越後桜」。

越後桜は私が晩酌で愛飲するお酒でもあった。

ということは間違っても外してはならぬが一口含んですぐわかった。

越後桜は万人が好みそうな味がするが、一方の獺祭は個性的だった。

 

獺祭は飲み進んでいけば味わいが増したが、飲んだ瞬間は越後桜が違和感なく感じられた。

幹事を除く3人が当て、1人が外した。

もちろん私は当たった。

 

お酒を飲みながらわいわい言いながら太古号は11時45分出航した。

以前なら持ち込んだ4合瓶2本、缶ビール6本は飲み干してしまっていたが、今回は長旅を考えてからか、はたまた馬齢を重ねたせいか、お酒もビールも残った。

12時過ぎ就寝した。

 

 

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武家屋敷

7月1日(月)五島の旅2日目。

 

夜が明けると船は五島列島の島々の間を縫うように進んでいた。

外は細かい雨が降り続いていた。

 

五島列島に入ると太古号は宇久港、小値賀港、青方港、奈留港、終点福江港に入港するが、奈留港に停泊して初めて、島々に寄港していることに気が付いた。

 

福江港には午前8時15分到着した。

朝食は港ターミナルで和定食を食べた。

おなかも空いてなかなか美味しかった。

 

その後、幹事の運転するレンタカーで観光に出発。

 

先ずは当地を治めた五島藩石田城

資料館は月曜日でお休み。

立派な石垣と堀と石積の塀が続く武家屋敷跡がかなりの規模で残っていた。

 

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石田城

塀の中には新しい家屋が立ち並んで古い屋敷群はなくなっていた。

日本の最西端の離島にこのような規模のお城などがあることに驚いた。

ただ、説明文を読んで納得した。

 

五島には永らく城郭の構築は認められていなかったが、幕末になって外国船への備えとして、幕府から築城を認められたとあった。

 

駐車場に戻っていると、大きな三脚を抱えてカメラを回している人に出会った。

駐車場の位置など親切に教えてくれた。

何をしているのか尋ねると、今日の五島の雨の状況を東京に送る、その映像を撮っているのだという。

だから、「この小降りの雨では私的にはニュースにならないのです」と地元の契約カメラマンが、カメラを回している目的を教えてくれた。

 

 

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堂崎協会

それから車を走らせて堂崎天主堂に行き拝観したが、この教会は世界遺産には入っていないということだった。

1908年完成の五島初の洋風建築とのこと。

教会内部は様々なキリシタン資料が展示されていた。

 

それから水之浦教会に寄る。

この教会も1938年に再建新築されており、世界遺産には入っていない。しかしどの教会も歴史と伝統を感じさせる風格があった。

 

(つづく)

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