旅行~安売りチケット損得勘定 退職老人は暇はあるが金がない。

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レターパックで現金送れは、全部詐欺です」と注意書きの入ったレターパックで届いたチケットたち。

 

現役を引退して、時間ができてよく旅行をするようになった。
昨年11月短いクルージング、今年2月は姉弟で沖縄3泊4日、5月には幼馴染会で彦根城近江八幡の旅、そして今月末からいとこ会男子部(男5人)五島列島の旅だ。

 

暇になっているので、旅行費用などいろいろ調べる。
今、交通機関の利用で一番安いのは、飛行機だと思う。
二番目は高速バス。JRは高い。
 
岡山の地から東北、北海道、沖縄などの旅行は高速バスと飛行機を活用する。
多少の時間的なロスは退職老人は目をつむる。
年金生活者は金はないけど暇がある。
 
私はたいてい伊丹空港を使う。
私のところから高速バス代2000円超、飛行機代が1万円前後だから、往復で2万5千円程度で目的地に到着する。
ただ、九州方面に行くにはどうしても新幹線を使うことになる。
インターネットでJRのチケットを調べてみた。

今回の行程は新幹線で博多に行き、船を使って五島まで行く。
従って、博多を夜出航して、朝五島に着くというプランを幹事が立てた。
帰りは長崎に出て、東京組は長崎から飛行機、岡山組はJRで帰ることになっていた。
ということで、安売チケットと正規料金を比較してみた。

岡山~博多の正規往復料金は乗車券7340×2枚+新幹線特急券4540×2枚=23760円である。
 
安売チケットは新幹線特急券・乗車券(片道)10740×2枚=21480円ということで安売チケットが23760-21480=2260円お得と出た。
 
そして、帰りの長崎本線の安売チケットは博多のショップで売っていた。
長崎→博多(乗車券・特急券)は3030円だった。
 
JR正規料金は4190円(乗車券2810円、特急券1380円)但し、新幹線に乗り継ぐ場合は特急券が半額になる。
 
そうすると正規料金は2810+690=3500円となり、安売ショップが3500円―3030円=470円のプラスという結果が出た。
 
けれども、実際に手続きに入ると、チケット郵送料や振込手数料がかかることが分かった。

チケット郵送料は2社で1030円、振込手数料は1社432円だった。
振込手数料はゆうちょ銀行を使えば口座を持っているので無料だった。
1社は使ったものの、もう1社も使えることを見落としていた。
 
ということで結局、安売りチケットに使った費用は21480+3030+1030+432=25972円、JR正規料金は23760円+3500円=27260円となる。
 
この計算に間違いがなければ差し引き27260-25972=1288円のプラスにはなった勘定になる。
今回の努力、高いのか安いのか。時間ばかりかかってコストパフォーマンス的には何をしているのだということになるかもしれないけれど、でも物は考えようだ。
いろいろ調べて、比べて、そういう努力はお金に代えられない、日々衰えを実感する己のためなのだと思うようにした。
 
 〇安売チケットショップ活用の留意点
  ①安売チケットは地元の店、目的地の店、東京や大阪の店の価格を調べること。
  ②振込口座は指定の金融機関の口座を持っていれば無料になる。たいていの場合
   ゆうちょ銀行は持っているだろうから確認すること。
  ③チケット郵送代は通常発送392円、レターパック510円、代引などいろいろあ  使えるショップ、使えないショップといろいろである。また、現地のショップ渡しというのもある。現地渡しであれば、送料や振込手数料はいらないことになるが、現地のわからないところでうろうろする時間リスクもある。

  というようなことを総合的に勘案してみてください。

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