痛風の発症後4日目。かかりつけ医に再診。
痛風の発症直前にした血液検査の結果も出ていた。
検査報告書を見ながら主治医は合格と言った。
厳密にいえば、各検査項目すべてに合格しているわけではないが、前回の検査に比べて著しく改善しているという意味で主治医は合格と言ったのだと、各検査項目の数値を見ながら理解した。従って痛風が治ったという意味ではない。ただ、不思議なことに痛風については、1月以前は基準範囲の上限(3.6~7.0)の7.0を出たり入ったりしていて、2月に急に8.5となり薬を飲みだしたのだ。飲み始めた2週間後の健康診断の検査では、5.4に改善し、痛風の薬はよく効くものだと感心し、友人にも宣伝していた。
そして私自身は、私の痛風は痛まない型の痛風なのだと根拠のない確信をしてしまった。
ところがどっこい猛烈な痛みを体験することになった。
今日の検査結果は痛む直前の検査で興味があった。
結果は5.0とさらに改善していた。
痛風の痛みの発症と数値の関係について私は主治医に尋ねた。
主治医は「数値の悪化時期と痛みの発症時期にギャップがあったということでしょう」と説明されたが患者にはよくわからなかった。
この言葉の意味ついては、先日朝日新聞で読んだ痛風の記事を思い出しながらだいぶ考えた。
数値の悪化時期が即、痛みの発症時期ではなかった。
数値が悪化した状況は薬で正常値にはしたが、その時の痛風原因物質を完全に抑え込んだわけではない。
その後の時間経過の中で痛みの原因物質が出てきた、その時間差を主治医はギャップと表現したのだろうと理解した。
医師は今回の痛みが治まったら痛風改善薬フェブリック10ミリグラムを20ミリグラムにしましょうと言い、当分お酒はダメですと言った。
もらって帰った検査報告書を子細に見るとアルコールが影響するγ‐gtpが前回480で心配していたら、なんと108に急降下していた。
今回検査前に2日間禁酒したが、あれで半分以下に下がるものなのかと検査というものに❓マークの気分だ。
多分医師はγ‐gtp108を見て合格と言ったのだろう。
でも、医師は立場上今日も禁酒を宣言したが、ここだけの話、今夜は、一週間ぶりに祝杯だ。
まだ痛む左足を引きずりながら帰宅した。
カミさんに今夜の祝杯を告げるとワイン好きのカミさんもにっこり微笑んだ。
というわけで、二日遅れの母の日ディナー。遅れたおかげで肉が4割引きで買えた。
サラダの野菜は、トマト以外我が家で採れたもの。